青森市から十和田湖へ車で移動した場合のルートや、所要時間などについてご紹介したいと思います。
青森県の中央部にあって県庁所在地でもある青森市から、青森県と秋田県にまたがる人気景勝地の十和田湖まで車で行く場合、距離・時間を優先するか、眺めや観光に重点を置くか、そして到着ポイントによってルートを決めると良いですね。
ドライブルートを計画するときの参考にしてみてください。
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青森市から十和田湖まで車で行くには
まず、青森と十和田湖の間には八甲田山系の山々があるので、これを迂回していくことになりますから、ルートとしては東回りで行くか、西回りで行くかによって大まかに2択となります。
人気観光スポットの奥入瀬渓流を経由するなら東回りです。
一番シンプルなルートとして、青森市中心部から国道103号線をずっと走っていけば十和田湖東岸に到着します。
分かりやすいですね。
途中、奥入瀬渓流の入り口となる「焼山」から十和田湖岸側の「子ノ口」までは国道102号線との重複区間となります。
青森市中心部からここまで、走行距離は約62.5㎞、所要時間は約1時間20分です。
そして高速道路の青森自動車道を利用するなら西回りになります。
まず県道120号線を南下して青森中央ICから青森自動車道にのり、高速を降りるのは黒石ICです。
ちなみに、この区間の高速料金は普通車で960円。
途中にトイレと自販機がある高舘PAがあります。
高速を降りた後は国道102号線を走って十和田湖へ向かい、国道454号線との分かれ道で右側の454号線に進み、カーブが連続する下り坂を下ると十和田湖西岸です。
なお、国道102号線の途中にある虹の湖公園には道の駅「虹の湖」があります。
道の駅「虹の湖」
ちょうど十和田湖西岸まで降りたところにある滝ノ沢キャンプ場まで、青森市中心部からの走行距離は約71.2㎞、所要時間はおよそ1時間20分弱です。
高速道路と並行している国道7号線―県道285号線―県道13号線を走行して国道102号線に出れば、無料道路だけで行くこともできます。
この場合の走行距離は約69㎞、所要時間は約1時間30分になります。
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十和田湖遊覧船に乗るか、奥入瀬渓流に行くか
青森市街地から十和田湖までは、東回りでも西回りでも距離や時間はそんなに違わないので、目的地が湖のどっち側にあるかがポイントになりますね。
十和田湖東岸側
・奥入瀬渓流
・十和田湖遊覧船(子ノ口港)
・十和田山
・御蔵山の断崖
・松倉神社
・宇樽部キャンプ場
・瞰湖台
瞰湖台まで行くと中湖の周辺部で、地理的には南岸といってもいい場所になりますが、観光エリア的に東側のスポットとしてあげました。
十和田湖南岸
・十和田湖遊覧船(休屋)
・十和田神社
・乙女の像
・恵比寿大黒島
・十和田湖レイクサイドホテル
・十和田湖レークビューホテル
など
ホテルや旅館、お食事処やお土産屋さんが集中しているエリアです。
十和田湖遊覧船は休屋と子ノ口から出航していますが、子ノ口の発着便は片道のみのコースになります。
ですから休屋←→子ノ口の航路の遊覧船に乗った場合、車を駐車した港に戻ってくるためには2回乗船することが必要です。
出発した港に帰ってくる航路があるのは休屋の方だけとなっています。
休屋←→子ノ口コースと休屋←→休屋コースのどちらも、所要時間は50分、料金は大人1,400円、子供700円です。
十和田湖遊覧船
十和田湖西岸
・滝ノ沢峠
・和井内神社
・山神の滝
・レークサイド山の家
・十和田ふるさとセンター
・十和田プリンスホテル
・十和田ホテル
・発荷峠展望台
・生出キャンプ場
十和田湖を見下ろす展望台が並んでいるのが西岸です。
一番南にある発荷峠展望台からは、南八甲田山を背景に十和田湖を眺めることができますが、観光シーズンには混みあうので駐車場がいっぱいになります。
そんな時には展望台から南へ200mくらい行ったところに大きな駐車場があるので、こちらを利用すると良いでしょう。
まとめ
青森市の中心部から十和田湖へ車で行く場合、東回りと西回りのルートがありますが、所要時間はそんなに違わないといってもいいでしょう。
ただし冬期間(11月下旬~4月初)は、国道102号線と国道103号線などに積雪による通行止めが各所にあって寸断されるので、東回りルートでは十和田湖に行けません。
奥入瀬渓流も雪に閉ざされたままです。
西回りでも滝ノ沢周辺は冬期間通行止めになるので、小坂ICまで行ってから高速を降り、秋田県道2号線(樹海ライン)を走って発荷峠経由で十和田湖へ行くことになります。
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