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運動せずにダイエット!?8時間の睡眠で消費されるカロリーを検証

睡眠
ダイエットをする上で運動は欠かせませんよね。

ですが、運動を習慣化していくのはなかなか大変ですよね。

運動しなくても、睡眠時のカロリー消費で痩せる事はできないのでしょうか?

そこで今回は、睡眠時に消費されるカロリーのメカニズムについて調べてみました。

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理由をリサーチ!睡眠時に消費されるカロリーのメカニズムについて


まずは、睡眠中に消費されるカロリーのメカニズムについて知っていきましょう。

どうして、睡眠中にカロリーが消費されるの?

人間は、十分な睡眠をとる事で300Kカロリーを消費するといわれています。

300Kカロリーとは、40分間のランニングに相当するカロリー消費になります。

結構な消費量ですよね。

なぜ寝ているだけで、こんなにカロリー消費が起きるのかというと、そこにはホルモンの働きが密接に関わってきます。

睡眠に関わりのあるホルモン

・メラトニン

メラトニンは別名「睡眠ホルモン」ともよばれ夜になると分泌され、眠気を引き起こします。

その分泌の際にカロリーが消費されます。

・セロトニン

セロトニンは別名「幸せホルモン」ともいわれ、心身を安定させる働きがあります。

先ほどのメラトニンの材料ともなる重要なホルモンです。

・コルチゾール

コルチゾールは別名「抗ストレスホルモン」ともよばれ、ストレスを和らげる効果があります。

また。朝に多く分泌されるので目覚めを促す効果もあります。

・レプチン

レプチンには、体に必要なエネルギーの摂取量と使用量を調節する働きがあり、特に食欲を抑える作用があります。

・グレリン

グレリンもレプチンと同じく、エネルギーの摂取量と使用量を調節し、こちらは特に食欲を促進させる作用があります。

・成長ホルモン

耳にした事も多いと思いますが、成長ホルモンは体内にある細胞の代謝を促し、新しい細胞を作る働きがあります。

特にノンレム睡眠中に多く分泌されます。

これらのホルモンが睡眠中には活動しており、そのエネルギーの源としてカロリーが消費されています。

寝不足は、百害あって一利なし!

先ほどご紹介したように、睡眠中には多くのホルモンが活動しており、そのほとんどが体の調子を整えるものです。

なので、寝不足になってしまうと、

・ホルモンの働きが乱れ健康状態が悪くなる

・睡眠中に消費するカロリーが消費されない

・中性脂肪を分解する成長ホルモンの働きも鈍化して太りやすくなる

このようにホルモンが上手く機能できずに、不調になりやすく太りやすい体になってしまいます。

アメリカのコロンビア大学の18,000人での調査でも睡眠時間が短い人の方が長い人よりも肥満であるケースが高い結果も出ています。

この結果からも寝不足は、肥満の原因にもなってしまうのです。

太らない為のおすすめ睡眠法

太らない為の睡眠には、深い眠りが必要です。

出来るだけ深い眠りに入れる環境づくりを行いましょう。

・入浴は睡眠の1時間前がベスト!

・睡眠時間は、7~8時間!最低でも6時間

・寝具にもこだわりを!

これらの事に気をつけるだけでも深い眠りに入りやすくなります。

詳しく見ていきましょう。

入浴は睡眠の1~2時間前がベスト!

人間は、体温が上昇した後、徐々に体温が低下する事で、眠気を感じます。

その為入浴後、約1時間半後に眠気がくるといわれています。

なので、寝る時間から逆算して入浴する時間を決めるといいでしょう。

睡眠時間は、7~8時間!最低でも6時間

ベストなのは、7~8時間の睡眠です。睡眠時間が長いほどカロリーの消費も大きいので、効果的です。

最低でも6時間の睡眠はとるようにしましょう。

寝具にもこだわりを!

せっかく体を整えて深い眠りにつける状態になっていても、寝具が合っていないとぐっすり眠れません。

特に重要なのが、

・体にストレスがかからない

・体圧分散に優れている物

・湿気がたまりにくい羽毛にする

この3つのポイントを重視して寝具選びをすると、自分の体にあった寝具を見つけられるかと思います。

ぜひ参考にしてみて下さい。

更に眠りやすくする方法

・モーツァルトの音楽を聴く

音楽にはヒーリング効果があり、リラックスさせてくれます。

クラシック音楽は睡眠に良いといわれており、特にモーツァルトの楽曲は深い呼吸を促し、心拍数を安定させ不安を解消するのに、最適な周波数だといわれています。

・大さじ一杯のはちみつ

寝る1時間前にコップ1杯のお湯に大さじ一杯のはちみつを溶かして入れる事でホルモンの働きを高める効果があります。

眠れなくなるNG行動

・寝る前にブルーライトを浴びる

人の体は光によって体内時計を調節しています。夜にスマートホンやパソコンのブルーライトを浴びてしまうと、体内時計が乱れて眠りにくくなります。

・カフェインの摂取

ご存知の方も多いかと思いますが、コーヒーや緑茶などに含まれるカフェインは眠気を妨害する作用があります。

寝つきが悪くなるので、摂取しないようにしましょう。

・アルコールの摂取

眠れない時にお酒に頼る方もいらっしゃるかもしれませんが、アルコールもあまり睡眠にはよくありません。

アルコールを摂取すると、睡眠の質が下がり、深い眠りに入りづらくなってしまいます。

なので、寝る前のお酒は出来るだけ控えるようにしましょう。

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他にもたくさん!!睡眠をとることで消費カロリー以外のメリットとは!?


痩せやすくなる以外にも質のいい睡眠をとる事で、様々なメリットがあります。

・疲労回復

・ストレス解消

・肌質の改善

・記憶の定着

これらの効果があるといわれています。

詳しく見ていきましょう。

〇疲労回復

睡眠の最も基本的な効果といってもいいでしょう。

人間は眠る事によって体の機能を休ませ、回復させます。

代謝活動も促進され、自律神経なども整え、ストレスからの回復や耐性向上の効果もあります。

〇ストレス解消

先ほども触れましたが、ストレスの解消にも、睡眠は効果的です。

質の良い睡眠をとる事によって、脳に蓄積したストレスなどによる疲労を解消します。

過剰な不安感に襲われてしまう事の予防にもなります。

〇肌質の改善

睡眠中に分泌される成長ホルモンには、肌質を改善する効果もあります。

深い眠りの時に多く分泌され、その時間が長いほど肌にいい効果を与える睡眠になります。

〇記憶の定着

睡眠には覚醒中の出来事を脳に記憶として定着させる効果もあります。

深い眠りと浅い眠りのリズムを作る事によって、記憶の定着をスムーズに行う事ができます。

まとめ


今回は、睡眠によるカロリー消費についてまとめてみました。

その結果、

〇睡眠中には約300Kカロリー消費する

〇効果的にカロリーを消費するためには、質の良い睡眠をとる

〇睡眠不足だと太りやすくなる

といった事が分かりました。

知らなかった事や意外な情報も多かったのではないでしょうか?

質の良い睡眠をとる事で、痩せやすくなるだけでなく、人として健康的な生活を送ることができます。

今一度、生活環境を見直してみてはいかがでしょうか?

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