春は残雪と花、夏は高山植物、秋は紅葉、そして冬はスキー&スノーボードと、1年を通して楽しめる大雪山へ、札幌から車で行くときのアクセスについてご紹介したいと思います。
ニセコやトマムと違って、大雪山のすぐ近くにはJRの線路が通っていません。
ですから途中まではJRで行くこともできますが、そこからはレンタカーやタクシー、バスなどの車に乗っていくことが必要です。
また一口に大雪山といっても、大雪山という一つの山があるわけではなく、いくつもの山々を総称して大雪山(連峰)と呼んでいます。
そういうわけで、西の旭岳と東の黒岳ではアクセス・ルートも違うので要チェックです。
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札幌から大雪山へ車でのアクセス
札幌から旭岳へのルート
大雪山・旭岳へ車で行くには、大きく二つのルートがあります。
まず時間的に最速となるルートとしては、道央自動車を使って旭川まで行き、そこから道道1160号線を走るルートです。
高速道路を降りるときのインターチェンジは、「旭川鷹栖IC」か「旭川北IC」になります。
手前にある旭川鷹栖ICで降りた方が距離的には近くて高速料金も170円ほど安くなりますが、旭川市街地の真ん中を通ることになるので、旭川北ICまで行ってから高速を降り、道道37号線を経由して道道1160号線に入って迂回したほうが早く到着することの方が多いでしょう。
ちなみに札幌から旭川までの間にあるパーキングエリアは、野幌PA、岩見沢PA、茶志内PA、砂川SA、音江PAの5か所になります。
総走行距離はおおよそ190㎞程度、所要時間は約2時間45分くらい、高速料金は普通車で3,490円です。
余談ですが、唯一のサービスエリアの砂川SAでは、4月から9月までの日曜日限定で、駅弁ならぬ”どら弁”の「中村のとりめし ふるさと弁当」が、税込み590円と手ごろな価格で販売されていて、北海道の味を楽しめるようになっていますので、良かったら試してみてください。
もう一つのルートは、高速道路は三笠ICで降りて、道道116号線を走って桂沢湖を経由し、そこから国道452号線-道道135号線を通って富良野、そして美瑛を経由するルートです。
観光しながら半日~一日かけて移動することに適しています。
ちなみに札幌から三笠までは高速を使わずに、国道12号線で下道を行くことも可能です。
この場合の総走行距離はおおよそ180㎞程度、所要時間は約3時間45分くらいになります。
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札幌から黒岳へのルート
大雪山・黒岳へ車で行くには、高速道路を使うか下道を行くかの二択になります。
高速道路を利用する場合、まず道央自動車にのって北上、比布JCTで旭川紋別道(層雲峡方面)に標識に従って左レーンから入ります。
そして上川層雲峡ICで降りた後、国道39号線(大雪国道)を北見方面に向かって20㎞ほど走ると、黒岳のふもとにある層雲峡温泉郷に到着です。
ちなみに札幌から上川層雲峡ICまでの間には、旭川までの間にある5か所に加えて比布大雪PAがあります。
総走行距離はおおよそ200㎞程度で、所要時間は約3時間くらい、高速料金は普通車で3,710円です。
一般道で行く場合、基本的に高速道路と並行していて、日本一長い直線道路の国道12号線で旭川まで、旭川からは国道39号線で行くことになりますので、高速と同じような街を通っていくことになります。
この場合の総走行距離はおおよそ220㎞程度、所要時間は渋滞なしで4時間半くらいが目安です。
一般道は道路状況によって所要時間が大きく変わりますので、その点はご承知おきくださいね。
なお、札幌から滝川までは国道275号線の方が交通量が少なく、スムーズに走れることが多いです。
まとめ
今回は札幌から大雪山への車でのアクセスについてご紹介しました。
旭岳まで高速道路を利用した場合、総走行距離はおおよそ190㎞程度、所要時間は約2時間45分くらい、高速料金は普通車で3,490円です。
いわゆる下道を走って富良野・美瑛を経由した場合は、総走行距離はおおよそ180㎞程度、所要時間は約3時間45分くらいになります。
ちなみに旭岳のふもとには、「ラビスタ大雪山」などがある旭岳温泉と、少し南へ行ったところに秘湯・天人峡温泉があります。
黒岳まで高速道路を利用した場合は、総走行距離がおおよそ200㎞程度で、所要時間は約3時間くらい、高速料金は普通車で3,710円です。
こちらも下道の国道12号線-国道39号線を走行した場合は、総走行距離がおおよそ220㎞程度、所要時間は渋滞なしで4時間半くらいが目安になります。
黒岳のふもとにある温泉郷は、渓谷の景観が美しい名湯・層雲峡温泉です。
なお、札幌から旭川まで一般道を走ったときに利用できる道の駅は、別の記事の中で紹介しています。
http://irohanihohe.com/1098.html
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