地球とそっくりな惑星が見つかったとNASAが発表して話題になっていますね。
これまでにも「地球とそっくりな惑星」の発見は度々報じられてきましたが、今回発見された惑星は「ケプラー1649c」と名付けられた惑星で、なんと既に2年前に現役引退したケプラー宇宙望遠鏡のデータを再確認して見つかりました。
観測当時には見つけられなかったのに、再度解析してみたら見つかるなんてこともあるんですね。
やはりコンピューターの進化なども関係してくるのでしょうか。
大きさは半径が地球の1.06倍、地球と同じように恒星の周りを公転していて、恒星から受けている光の量は、地球が太陽から受けている3分の4くらいということです。
だから地球よりは寒い星なのかもしれませんが、水が液体として存在できると推定されていることから、生命体が存在している可能性もありますね。
水があれば植物の存在が想像できますし、さらに太陽のような光があるなら光合成によって酸素があって、酸素があるなら動物が…
っていう考えは地球上のメカニズムの枠内で、宇宙にはもっと別なシステムで生物が存在しているかもしれません。
何しろ地球上に生息している生物だって、光も届かない高水圧の深海や、猛毒の硫化水素が噴出する海底火山に住んでいる生物がいるくらいですから。
ただ約300光年も離れていますから、残念ながら実際に行って確かめることは現時点では不可能ということです。
ロケットとかスペースシャトルとか、既存の宇宙船では無理な感じですね。
もっとワープのようなSF的な何かが発明されないと。
それでも宇宙には無数の星がありますから、地球とそっくりな惑星が一つや二つあっても、全然不思議ではありませんよね。
そしてこの宇宙に、地球外知的生命体が存在している可能性も否定できないでしょう。
とはいえ、我らが地球において知的生命体が存在している期間は、地球が誕生してから46億年の歴史の中ではまだまだほんのわずかな期間です。
ですから確かに地球人のように(そしてそれ以上に)文明が発展した宇宙人が存在したしても不思議ではないのですが、今この時、この時代に、我々と時を同じくして存在しているかどうかはまた別の話で、たとえ地球よりはるかに文明の発展した宇宙人が存在したとしても何百年も何千年も前の話だったり、逆に人類が滅亡したずっと後に生まれる宇宙人もいたりする可能性もあります。
というより無限の時間軸を思えば、その方が可能性が高いでしょうね。
無数の星々が宇宙にあっても、無限の広がりを見せる空間で、無限の時の中にあるわけですから、なかなか宇宙人に遭遇できないのかもしれませんね。
様々な偶然が折り重なって今の環境がある奇跡の星、地球。
今この時この場所に、生きていることの意味を考えてしまいます。
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