楽天モバイルは第4のキャリアとして、4月8日から本格的にサービスを開始しています。
それまではドコモやauの回線を利用したMVNO(仮想移動通信業者)でしたが、今後は自前の基地局を通じて携帯サービスを行うわけですね。
(楽天回線のエリア外はパートナー回線に接続されます。)
今回のサービス開始に伴って、今までの楽天モバイルのプランは新規受付を終了しました。
そして新しく提供されたプランは「Rakuten UN-LIMIT」の一本です。
シンプルですね~
プラン料金は月額2,980円で、楽天回線エリア内ならデータ容量無制限、パートナー回線エリアでは上限の1ヶ月5GBを超えると通信速度が最大1Mbpsになります。
1MbpsもあればYouTubeなどの動画もまずまず視聴できるので、よっぽどヘビーな使い方をしなければ普通に使えますね。
当初の発表ではパートナーエリアでは上限が2GBで速度が128kbpsだったので、それじゃ物足りないという声もあったのですが、今回の「Rakuten UN-LIMIT 2.0」へのバージョンアップで十分実用的な数値になったのではないでしょうか。
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楽天モバイルの料金プランを他社と比較してみると
大手キャリアとの比較では、ドコモの場合は毎月30GBが上限で、それを超えると最大1Mbpsになるギガホプランで月々7,150円。
auの場合はデータ上限なし(ただしテザリングなどのデータ容量は合計30GBまで)というauデータMAXプラン Proは月々7,480円。
(新規受付は2020年6月1日まで)
(金額は税抜き、各種割引なし)
大手との比較では楽天モバイルの料金プランの安さが目立ちますね。
半額以下という驚異的な差がありますが、ただ現段階では楽天回線の提供エリアが限られていることから、本当に無制限で使える範囲も限られるので、単純に価格を比較するわけにはいかないでしょう。
むしろ今の段階では、格安スマホとの比較の方が現実的です。
格安スマホといえば、まずは人気のY!mobileの場合、スマホベーシックプランで各種割引&キャンペンーンなしだと月々3GBのSプランが2,680円、同じように月々9GBのMプランが3,680円になります。
それからUQmobileの場合は、スマホプランがY!mobile同様に月々3GBのSプランが1,980円、月々9GBのMプランが2,980円です。
そしてなんと、楽天モバイルでは先着300万名に限り、1年間基本料が無料になるというキャンペンーンを実施しています。
スタートダッシュは大事ですから、楽天も気合が入っていますね!
まとめ
いわゆる格安スマホ業者のMVNOから、第4のキャリアとして大手3社との真っ向勝負を挑む楽天モバイルは、新プラン「Rakuten UN-LIMIT」を引っ提げて、4月8日から本格的にサービスを開始しました。
楽天回線エリア内では高速で使い放題、エリア外ではパートナー回線のauのネットワークを使って、月間5GBまで(4月22日より、それまでは2GB)最大1Mbpsで無制限に利用できます。
そしてRakuten UN-LIMITは初めの1年間、限定300万人が無料で利用できるというキャンペンーン中です。
これで老舗のキャリア3社も価格体系の見直しを迫られてくるのではないでしょうか。
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