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ドアノブの消毒には次亜塩素酸水がいい?アルコールの代わりに!

次亜塩素酸水スプレー

ドアノブの消毒といえばアルコール系の消毒剤が一般的だったのですが、品薄状態が続いて入手困難になりました。

そして消毒用アルコールの代わりとして次亜塩素酸水が注目されています。

自治体によってはこの次亜塩素酸水を無料配布したということで、ニュースにもなっていましたね。


ここでまず注意しておきたいのが、次亜塩素酸ナトリウム液次亜塩素酸水違うものだということです。

次亜塩素酸ナトリウムが入っている家庭用塩素系漂白剤を水で薄めた次亜塩素酸ナトリウム液は、ウイルス対策としてドアノブなどの消毒に有効であると厚生労働省や経済産業省も紹介しています。

しかし次亜塩素酸ナトリウム液はアルカリ性なので、手に直接つくと手荒れを起こし、万が一にも目に入ると最悪失明する危険性もあるので注意が必要です。

また薄めた液をスプレーで噴霧した場合、吸い込んでしまうと炎症を起こす恐れがあるので、漂白剤などのメーカーではスプレー禁止としています。

ウイルス対策で噴霧したことで炎症を起こしてしまっては、元も子もないですよね。


次亜塩素酸水の方は手指につけても平気などころか、歯医者さんではうがいに使っているくらい安全性が高いものです。

また次亜塩素酸水の中には加湿器に入れて使用できるものもあり、いかに人体や物に対して安心して使うことができる物だということがうかがい知れます。


ドアノブなどの消毒に次亜塩素酸水を使う時には、対象にスプレーした後時間をおいて、ふき取ると良いでしょう。

成分的には時間とともに分解してしまうものですが、水で薄めて使いますので、アルコールのように短時間では揮発しないからです。

濃度的には50ppm以上で有効性がありますが、汚れなどの有機物があると分解して濃度が下がります。

汚れは落としてからスプレーすると効果的で、ドアノブなどの消毒には100ppm~150ppmくらいがよいでしょう。

ちなみにトイレに使う場合の濃度は200ppmになります。

薄めた次亜塩素酸水はドンドン分解していきますので、できるだけ早めに使い切りましょう。


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