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雷の最中に外出しなければならないあなたに、知ってほしい対処法

落雷
日本では、7月頃~8月にかけて積乱雲が発達しやすく、雷の落ちやすい時期になります。

「まさか、自分に雷が落ちるなんて…。」

そう考えて、雷対策をおろそかにしがちですが、日本で年間に観測される落雷の数は多い年で100万回、少なくても10万回の雷が落ちています。

「もしも」の時の事を考えて、しっかりと対策を立てましょう!

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雷がなる外出時に、自分の身を守るための対策5選


落雷の可能性をチェック!


まずは、必ず外出前に天気予報で落雷の可能性をチェックして、落雷の恐れがある場合は、外出は控えましょう。

仕事など、どうしても外出しないといけない場合は、落雷が起こった時の対策を頭に入れておきましょう。

安全な空間に避難する


外出中に落雷が発生した場合は、危険な場所から離れて、安全な場所に避難しましょう。

落雷時、比較的安全な場所


・鉄筋コンクリート建築

・バス・列車内部

・車の中(オープンカーを除く)

・木造建築

基本的には、建物の中などの屋内か車や乗り物の中に避難しましょう。

もしも、避難した建物や車両に雷が落ちても、外側を伝って地面に流れていくからです。

しかし、避難できただけで安心せずに、なるべく建物や車両の中心に身を寄せて、金属類や車の場合外側のドアなどに触れないようにしましょう。

感電してしまう可能性があります。

落雷時、危険な場所


・建物や木、電柱、煙突、鉄塔のすぐそば

・グラウンド、ゴルフ場、屋外プール、堤防や砂浜、海上などの開けた場所

中に入れば、比較的安全ですが、軒先などでの雨宿りや、木の下での雨宿りは大変危険です。

建物や木に落ちた雷が、壁や木を伝って感電する事もありますし、落ちた雷がこちらに飛んでくる事もあり、大変危険です。

また、グラウンドなどの周りに何もない場所では、直接、雷が落ちる事もあります。

姿勢を低くして、落雷のリスクを少しでも減らしましょう。
 

姿勢を低くする


姿勢を低くする場合に効果的な姿勢があります。

それが、「雷座り(雷しゃがみ)」です。

両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ込み、両手で耳をふさぐようにします。

こうする事で、落雷のリスクを減らす事ができます。

安全な空間が無い場合は落ちる危険性のある物から距離をとる


安全な場所をすぐに発見できない場合は、危険な場所から離れましょう。

周りにある高い建造物のてっぺんを45度以上の角度で見上げて、そこから4メートル以上離れます。

高い木も危険なので、2メートル以上距離をとりましょう。

安全な場所への移動は、雷の活動が止み、20分以上経過してからにしましょう。

その間は、雷座りを行い、荷物などは地面におろしておきましょう。

建物に入っても安心しない!


建物の中や家などの屋内に入っても油断してはいけません。

電化製品のコンセントは抜き、出来るだけ離れて近づかない様に、建物の真ん中に集まりましょう。

落雷中の水回り作業や、入浴も危険です。水道管を伝って感電する可能性があります。

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雷の鳴っている最中の外出はとても危険!!その理由を公開


落雷が起こっている最中の外出は思っているよりも危険です。

落雷が起こっても音が遠ければ、離れた場所での事だと思って安心していませんか?

遠くでの落雷でもあっても、頭上の雲が雷雲である限りは、すぐ近くや直接、雷が落ちる可能性もあります。

そのリスクが比較的に上がってしまうので、雷が鳴っている際中の外出は控えて、外にいる場合は、速やかに避難行動をとりましょう。

意外と勘違いしている雷知識


私たちがよく聞いて、正しいと感じている知識にも間違いや勘違いがあります。

この事を勘違いしたままでいると、大変危険です。

正しい知識を知っておきましょう。

金属類を外しても効果はない


金属類を身に付けていると、雷が落ちやすいとよく耳にしますが、実際に金属を外しても落雷に当たる確率は変わりません。

金属類は電気を通しやすいですが、それと落雷にはなんの関係性もありません。

ですが、避難した場合に不用意に金属類に触れるのはやめましょう。感電してしまう可能性があります。

ゴムなど、絶縁物を身に付けても効果はない


確かにゴムなどは電気を通しませんが、ゴム製品を身に付けた程度では、落雷の膨大なエネルギーは防げません。

なので、身を守る効果はありません。

光ってから音が聞こえるまでが長くても、安全ではない


先ほども話しましたが、光ってからの音が遠くても、安全ではありません。

上空に雷雲がある限り、あらゆる所に雷は落ちます。

なので、油断せずに、雷が鳴りだしたらすぐに避難行動をとりましょう。


雷雲

まとめ


・雷が鳴りだしたら極力、外出は控える

・安全な場所が見つからない場合は「雷座り」

・雷について正しい知識を身に付ける


自分に落ちる事はないと、油断してしまいがちな雷ですが、落ちるときは一瞬です。

落ちてしまっては、何の抵抗もできません。

なので、日頃から対策して落雷の被害にあわない生活を心がけましょう。

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