山の中にひっそりとあって、ひなびた温泉街の登別温泉は、新千歳空港から高速を使えば車で約1時間程度のところにある、北海道内でも人気観光地のひとつです。
自然に囲まれた中で、硫黄のニオイ=温泉の香りが漂います。
それもそのはず、温泉街のすぐそばには「登別地獄谷」という爆裂火口跡があって、温泉の源泉であるこの地ではあちらこちらから煙があがり、温泉が湧き出ているのです。
今回は登別温泉から新千歳空港へ行くときに立ち寄れる周辺の人気観光スポットについて、ルートごとにご紹介したいと思います。
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登別から新千歳空港へ
登別から新千歳空港への(またはその逆の)移動の途中で観光地に立ち寄るという事を想定しています。
温泉街のすぐそばには先ほどの地獄谷、のぼりべつクマ牧場、そして真ん丸な湖「倶多楽湖」があります。
倶多楽湖は日本でも有数の透明度を誇る神秘的な湖です。
湖畔にあるレストハウス「ルート350レイクキャビン」では、鹿肉ハンバーガー「喰ったら?バーガー」や、虎杖浜名物の新鮮なたらこを使った「くったら子スパゲッティ」など、ここでしか食べられないようなものを販売しています。
登別からのルート
登別から新千歳空港に向かうとすると、国道453号線を通る内陸回りと、国道36号線または道央自動車道を通る海岸回りがあります
もちろん往路と復路でそれぞれを通ってもいいですね。
内陸回りでは北海道でも指折りの湖「支笏湖」のわきを通ります。
また海岸回りでは、白老牛の白老町やウトナイ湖のある苫小牧市を通ります。
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登別の周辺で観光
支笏湖ルート
支笏湖には遊覧船があるのですが、船底に窓が付いている部屋があり、潜水艦にのっているかのように湖の中を見ることができます。支笏湖の透明度の高さを実感することができます。
標高1000mを超える樽前山には7合目展望台まで車で登ることができ、支笏湖を望むことができます。
支笏湖からは道道16号線「支笏湖通」を走れば最短距離で新千歳空港の近くまで行くことができます。
もし時間に余裕があれば遠回りにはなりますが、支笏湖を半周して国道453号線を札幌方面に向かって走り、道道117号線で恵庭方面に向かうと途中には「白扇の滝」・「ラルマナイの滝」・「三段の滝」とそれぞれの趣がある滝の観光スポット「恵庭渓谷」があります。
「白扇の滝」と「ラルマナイの滝」には駐車場とトイレがあって、さらに「白扇の滝」には売店と休憩コーナーもありますので、ここで一休みするのもいいです。
ただし紅葉のシーズンはとても混み合います。
白老ルート
まず温泉街から国道36号線にでてすぐのところに、水族館「登別マリンパークニクス」があります。白老にはポロト湖があって、その周囲は憩いの森となっています。
さらにアイヌ民族博物館が湖岸にあるのですが、小規模ながらアイヌ文化のテーマパークのようになっています。
さらに国道36号線を新千歳空港に向かって走り、苫小牧市街地を抜けたあたりにラムサール条約登録湿地「ウトナイ湖」があります。
昔は手こぎボートで湖に出れたのですが、「日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリー」もある鳥獣保護区の現在では野鳥を眺めるのみとなっています。
道の駅「ウトナイ湖」がありますので、トイレタイムと売店でおみやげを選ぶのもいいですね。
まとめ
山と森の中を走るか、海岸線を走るかはお好みしだいかと思います。
支笏湖は、一度は見ていただきたいスポットなのですが、峠道を通らなくてはならないです。
白老ルートの方が走りやすい道になっていますが、単調な運転になりやすいので居眠り運転などにはくれぐれも注意してくださいね!
ちなみにもし、車で行くか、それともバスやJRで行くかを迷っていたら、次の記事も参考にしてみてください。
新千歳空港から登別温泉へはJR?それとも車で行く?
北海道内の温泉ランキングで上位に登場する登別温泉は、新千歳空港から一般道でも70km程度の程よい距離にある人気観光地です...
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