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もう誰も済まなくなった家の老朽化がすごい!?近隣住民に与える影響

誰も済まなくなった家
相続などで、譲り受けた空き家を放置したままにしてしまうのは大変危険です!
まずはその影響について大きく2つ分けて解説します。

個人的影響

基本的に家は人が居ないほど急速に老朽化が進みます。その原因になるのが、

・換気がされない。

・定期的な掃除がされない。

・大雨や地震など自然災害後に修繕が行われない。

定期的な換気や掃除がされないので、汚れやカビは生えやすく、
繁殖もしやすくなるので建材などの劣化が急速に早まります。

自然災害の被害時に修繕する人が居なければ、そのまま雨漏りや酷いと倒壊の恐れもあります。

近隣に対する影響

無人の家というのはあるだけで、ホームレスの住処や犯罪の現場に使われるなど、著しく周辺の治安の悪化につながる場合もあります。

あまりにも古い建物だとそのまま倒壊して周辺の家に被害が出てしまう場合もあります。

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住まなくなった家の処分方法とは?適切なステップ・方法を解説!

老朽化した家
それでは家の処分方法について、方法別に分けて解説していきます。

解体


家を解体して、更地に戻してしまいます。

家の築年数が40年~50年となっている建物や売却の場合でも、更地の方が高く売れる場合などは解体してしまった方がいいと思います。

解体の判断基準


1番はその家を建てた建築会社や不動産に相談するのがよいと思います。

築年数が古すぎて建築業者などが分からない場合は、複数の建築会社などにお願いして見てもらいましょう。

どちらにしても必ずプロの目で見てもらってから最終的な判断をしましょう。

解体費用


実際の解体は解体業者さんが行います。不動産などに頼めばスムーズに信頼できる業者さんを紹介してくれますが、仲介手数料など、費用も増えます。

少しでも費用を抑えたい場合は直接解体業者さんに見積もりをして貰うのがいいでしょう。

この時、口コミや1つの業者に絞らずに、複数の業者さんに見積もりをしてもらって、1番納得と信頼できる所を選びましょう。

他にも家の解体する為の補助金を受け取れる場合もあるので、そちらも確認しておくといいと思います。

大まかな相場


30坪の一軒家を例にすると、

(木造の場合)
坪3~5万×30=総額90~150万円

(軽量鉄骨の場合)
坪4~7万×30=総額120~210万円
になります。

しかし、あくまで相場であり、立地条件などやあらゆる条件で値段は上下します。
なので、必ず、業者さんに見積もりをしてもらってから決めてください。

古家は解体した方が結果的にはいいですが、家がなくなると固定資産税の軽減がなくなるので、税金の負担が増えます。

なので、解体した後にどうするかをしっかり考えておく必要があります。

売却


売却をする場合ですが、古い家だと買い手も見つかりにくいのでほとんどの場合、不動産に頼んで見積もりをしてもらいますが、
1社ではなく複数の会社に見積もりをしてもらって、納得と信頼のできる会社を選びましょう。

賃貸


比較的新しい物件や劣化や傷の少ない物件でしたら、賃貸で貸すこともできます。

良い状態や立地ならば、事業用として、デイサービスや個人事務所として貸すことも可能です。
事業用の場合では、普通の賃貸よりも高くで貸せる事もあるため、おススメです。

しかし管理費用や、貸す前に修繕も必要な場合もあるので、どういった形で、どのくらいで貸すか等は事前に決めておく必要があります。

実は住まなくなった家にも税金が!?税金が高くなるって本当?

役所
住んで居なくても、「所有」している物は「資産」なので、当然税金が発生します。

持ちつつづける限り発生する固定資産税!


誰も住んで居なかったとしても所有しているだけで、固定資産税と呼ばれる税金が課せられます。
これは所有している資産に対しての税金なので、空き家でも所有している限りはずっと払い続けなくてはなりません。

固定資産税の計算式


課税標準額×税率1.4%

課税標準額とは、市町村が定めた土地や家屋などの資産に対する評価額で3年に1度更新されます。そのため、固定資産税も変動します。

放置で税金が6倍に?


更に最近増え続ける空き家の対策に2015年に「空き家対策特別措置法」が施行されました。

空き家を放置したままにすると、「特定空き家」に指定され、固定資産税が最大6倍に跳ね上げる事もあります。

なので、放置せずに早めの対策を心掛けましょう。

まとめ


何をするにも、手続きやお金もかかるし、と先延ばしにしがちな空き家の対応ですが、その間も家屋の劣化はかなりのスピードで進行しており、時間が経てば経つほど更に多くの費用が掛かります。

補助金が出ることもあるので、まずは不動産や市町村に相談に行くことから始める事をおススメします。

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