家での生活が増えると、懐かしのPS3のゲームを楽しみたくなる人もいらっしゃると思います。
ですが、久々にPS3を起動するとホーム画面でボタンが暴走してしまい、ゲームどころではない状態になっている事も…。
一体何が原因なのでしょうか?
一言でいうならそれはコントローラーの経年劣化。
今回は、突然起こるPS3コントローラーの暴走の原因と対策について調べてみました。
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犯人はコレだ!!PS3のコントローラー暴走の一番の原因とは?
PS3コントローラーの暴走現象は、そこまで珍しくないようで、多くの方が報告されています。
その原因は、
・コントローラーの経年劣化
・ゴミやほこりによる誤作動
この2点が主な原因のようです。
分解してみると分かると思いますが、PS3のコントローラーの基板部分は作りが甘く、経年劣化や汚れなどで簡単に誤作動を起こしてしまうのです。
これらの症状を解消するには、ほとんどの場合、コントローラーを分解する必要が出てきます。
苦手な人には大変な作業になるので、今では(&今のうちなら)安価で購入する事も可能なので、買い替えも選択肢に入れた方がいいかもしれません。
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噂を検証!PS3のコントローラーはティッシュで暴走抑制が可能
では、PS3コントローラーが暴走してしまった時の対処法をご紹介していきます。
〇コントローラーのリセット!
誤作動を起こした場合、まずはPS3コントローラーの裏側にあるリセットボタンを押しましょう。
つまようじなどの先端の尖ったもので押しましょう。(あまり強く押さないようにしましょう。故障の原因になります。)
コントローラー内部に問題が無い場合は、この方法で直ると思います。
〇分解してティッシュを挟む
コントローラーのリセットで直らない場合は、分解する必要があります。
まずは、細かな作業の必要がない、ティッシュを使った方法をご紹介します。
修理は自己責任で行いましょう。
必要なもの
・精密ドライバー(100均などにも置いてあります)
・ティッシュペーパー
修理方法
1)まずは精密ドライバーでネジを外します。
2)ネジを外したらカバーをとりますが、この時、L2、R2ボタンを押し込みながら外しましょう。
そのまま外そうとすると、カバーに引っ掛かり、ボタンが外れてしまいます。(外れたボタンを戻すのは大変です。)
3)カバーを外したら、コントローラーの基板の上にティッシュをおきましょう。(必ず半分に折って、厚みが出るようにしましょう。)
4)カバーを戻し、ネジを止めて終了です。直っているか確認してみましょう。
分かりにくい場合、動画でも解説しているものがあります。
動画リンク:https://youtu.be/8sITYSerpoA
注意点ですが、この方法は、一時しのぎに近いので、時間が経つと再発する可能性があります。
また、この方法で直らない場合は、本格的な修理が必要になります。
細かな作業が苦手な方には、難しいかもしれません。
工程を確認して無理そうだと感じた方は、買い替えも考えてみましょう。
〇本格的な修理方法
コントローラーが暴走してしまう原因の基板との接点部分の修理を行っていきます。
修理は自己責任で行いましょう。
必要なもの
・精密ドライバー
・無水エタノール
・プラスチック製のヘラ
・スポンジテープ
・白い綿棒
・ピンセット
・ハサミ
作業手順
作業開始前に、PS3本体の電源を切っておきましょう。
作業中にPSボタンに触れて、電源が入ってしまう事があります。
1)コントローラーのネジを外す
2)コントローラーの裏側のカバーを外す(外れにくいので、プラスチックのヘラを隙間に差し込み、溝に沿わせる)
3)L2、R2ボタンを押し込みながら、カバーを外す(カバーに引っ掛かりボタンが外れてしまう為)
4)バッテリーの取り外し(バッテリーに繋がっている白いコネクターを外し、取り外す)
5)コントローラーの基盤にある黒いネジを1本外す
6)フィルム状のフラットケーブルの片側を持ち上げる
7)フラットケーブルの下にある黒いスポンジを、ピンセットで取り出す
8)取り出したスポンジにスポンジテープを重ね貼りして補強する
9)補強したスポンジを元の場所に戻す
10)フラットケーブル側と基板側の接点を無水エタノールを付けた綿棒で掃除する
11)エタノールをつけていないもう一方でから拭きする
12)逆の手順で元に戻す(カバーを戻すときも、L2、R2ボタンを押し込みながら付ける)
13)作業完了、動作確認をする
もしも、L2、R2ボタンが外れてしまった場合は、カバーを戻す前に取り付ける。
位置を間違えると、スカスカになってしまうので注意!
修理方法を解説している動画もご紹介しておきます。
動画リンク:https://www.youtube.com/watch?v=_w0CdxYF-8g
まとめ
〇PS3コントローラー自体の作りが甘い
〇経年劣化や汚れで誤作動を起こしやすい
〇分解は必要だが自力で修理も可能
PS3コントローラーの暴走の原因と対処法についてご紹介しました。
コントローラー自体の内部の作りが甘い為に、経年劣化やちょっとの汚れで誤作動が起きてしまうようでした。
いつかはでてしまう症状でもあるので、今は正常に動いていても知っておくと、誤作動を起こしたときに対応しやすくなります。
暴走が起きてしまった方の参考になれば幸いです。
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