インフルエンザがうつらないようにするには、感染者に近づかないようにすることなのですが、もしお子さんがインフルエンザにかかったときには当然看病しなくてはならないので、近づかないわけにはいきませんね。
そうなると自分もインフルエンザに感染してしまう可能性が高くなってしまうのですが、それは他の家族への影響も大きくなるので避けたいところです。
この記事では、インフルエンザが家族内で感染することを予防するための方策について述べています。
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インフルエンザの家族内感染対策
インフルエンザの家族内感染対策としてはまず、発症した家族を別室で看護するのが理想です。
看護用の部屋は特に、適度な温度と湿度(50~60%)を保ちます。
そしてインフルエンザは基本的に飛沫感染なので、患者・看護者の両方がマスクを着用しておきたいところです。
そして看病した後には手洗い・うがいをして、ウイルスを洗い流します。
また、アルコール系の手指消毒剤を使用することも効果があります。
インフルエンザの家族での予防接種
インフルエンザの感染予防には予防接種を受けておくことで、うつらないようにする効果があります。
しかし予防接種を受けてから効果が現れるまでには日数が必要なので、家族が発症してからではほぼ間に合いません。
ですから家族全員が前もって予防接種を受けておくことが理想です。
100%感染を防ぐことができるわけではないのですが、もしインフルエンザにかかってしまった時でも、ウイルスの増殖を抑えるので症状が軽く済むことが期待できます。
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インフルエンザの家族で予防するための薬
インフルエンザにかかった時の治療法としては、まずはインフルエンザ治療薬を投与することになります。
感染後48時間以内であれば、インフルエンザウイルスの増殖を抑制することができ、症状が重くなることを防いでくれます。
この時に、まだ発症していない家族も予防のためにインフルエンザ治療薬を投与しておくことで、感染する確率を下げることが可能です。
ただし予防投与の場合は保険がきかないので、全額実費となります。
インフルエンザ治療薬にはタミフル、リレンザ、イナビルなどがあり、料金は病院によりますが、おおよそ5000~7000円くらいかかります。
まとめ
インフルエンザが家族の中で蔓延しないようにするには、
・発症したら可能な限り隔離すること
・あらかじめ予防接種を受けておくこと
・インフルエンザ治療薬を予防投与すること
などの方法があります。
インフルエンザそのものの予防としては、
・部屋の温度・湿度を適切に保つ
・手洗い・うがいをしっかりと
・十分な栄養と休養
などのことがあげられます。
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