日本一早い紅葉は北海道の大雪山ですが、日本一遅い紅葉にはいくつか名乗りを上げているところがあります。
そのひとつが養老渓谷です。
千葉県にある養老渓谷は都心からもアクセスがいい場所にありますが、こんな近くにこんな紅葉の名所があったの?っていうことで近年人気がでました。
滝の名所でもあるので紅葉と同時に観賞することができ、また温泉地でもあるので湯めぐりも楽しめる観光スポットです。
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紅葉の名所 養老渓谷
一口に養老渓谷といっても紅葉の名所がいくつもありまして、養老八景とも呼ばれています。
養老渓谷駅から近い順に、観音橋、出世観音、弘文洞跡、梅ヶ瀬渓谷、懸崖境、筒森もみじ谷、水月寺、粟又の滝、金神の滝です。
各紅葉スポットは遊歩道で散策してまわることができ、おすすめのハイキングコースも3コース用意されています。
このうちバンガロー村弘文洞跡コースでは観音橋と弘文洞跡(トンネル跡)がコース上にあり、約7.4㎞-2時間のコースになっています。
ちょっと寄り道すると出世観音も見ることができます。
ちなみに出世観音のある養老山立國寺は、再起をかけた源頼朝公が参拝したと言われている開運スポットです。
それから大福山梅ヶ瀬コースでは梅ヶ瀬渓谷へ行くコースで、大福山展望台まで山道を登ります。
約9.6㎞-3.5時間の本格的な道のりです。
滝めぐりコースは他の2コースとは離れていて、粟又の滝と水月寺に行きます。
その他にも千代の滝、万代の滝、子宝のもみじ、昇竜の滝などを巡る写真スポット満載のコースです。
距離は約3.5㎞-1.5時間のコースです。
さらにこの奥にある金神の滝へも行くことができ、距離約2.5㎞-30分のルートになります。
養老渓谷周辺のグルメ
養老渓谷は房総半島の中心にあるので、山の幸と海の幸の両方が入ってくる食材の豊富です。
養老川の水と牧草で育った養老牛は、お土産にもなっている名産品です。
一般市場には出回らないので希少価値がありますね。
また、「嵯峨和」では牡丹鍋として有名な猪鍋を食べることができます。
そして千葉県は豚の名産地でもあるのですが、その豚と猪を掛け合わせたイノブタ料理が「川の家」にあります。
さらに、サツマイモを食べて育ったイモブタのしゃぶしゃぶを頂くことができるのも「川の家」です。
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養老渓谷の温泉と宿泊
養老渓谷には大小の温泉宿やペンションなどがありますが、大きく3つのエリアに分かれています。
養老渓谷駅から中瀬遊歩道周辺のエリア、老川十字路と懸崖境周辺のエリア、そして粟又の滝周辺のエリアです。
養老渓谷の名物のひとつ黒湯は、ヨード分を多く含むことでコーヒー色をしている美肌の湯として知られる温泉です。
黒湯に入れるのは中瀬遊歩道周辺エリアのお宿と「福水」になります。
養老渓谷の温泉で露天風呂付客室があるところ
粟又の滝のそばにある「滝見苑」の天然温泉は透明なお湯ですが、この旅館で特徴的なのは露天風呂付客室があるところです。
紅葉に染まる渓谷を眺望できるデッキテラスには露天風呂が備え付けられています。
家族だけでゆったりと紅葉を眺めながら温泉に入ることができますね。
まとめ
猪鍋と黒湯を楽しむなら
嵯峨和
イノブタorイモブタと洞窟風呂を楽しむなら
川の家
懸崖境を眺めながら黒湯を楽しむなら
渓流の宿 福水
露天風呂付客室を楽しむなら
秘湯の宿 滝見苑
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