日本の中では先頭を切って紅葉スポットとなるのは大雪山。
大雪山は北海道の中央にあり、旭岳を最高峰として2000m級の山々が連なっています。
夏は登山、冬はスキー&スノーボードで賑わう大雪山ですが、その狭間の短い期間に大自然が織りなす色彩の芸術を目にすることができます。
紅葉の色づき始めるのは9月の初旬頃。
見頃となるのは9月中旬から下旬の間で、ちょうど敬老の日や秋分の日という祝日にピークを迎えることが多いです。
北海道の9月といえば、ちょうど過ごしやすい気候になり、そしてまた食べ物がおいしい季節になります。
Sponsored Link
大雪山の紅葉と言えば旭岳と黒岳
大雪山の代表的な紅葉スポットとなる旭岳と黒岳には、ともにロープウェイがあって手軽に山の中腹まで登ることができます。
冬には一般的なスキー場となる黒岳では、さらにリフトによって7合目まで登ることができ、眼下には高山植物と紅葉のじゅうたんが広がっています。
大雪山連邦の西側にある旭岳から北東側にある黒岳までは、大きく迂回しなければ行くことができないので、車で約2時間ほどかかります。
大雪山の紅葉は銀泉台も見事
大雪山系赤岳の登山口にある銀泉台も紅葉スポットのひとつです。
松などの針葉樹の緑と、朱色や黄色になった広葉樹のコントラストの美しさが魅力的ですね。
層雲峡温泉街から車で40~50分ほどのところにありますが、ちょうど紅葉の見ごろとなる時期に通行規制がかかりますので、シャトルバスを利用することになります。
(ただし貸切バスやタクシーは通行可能です。)
層雲峡温泉から山の中へ入り、大雪ダム沿いにある駐車場「大雪レイクサイト」に車を停めて、ここから銀泉台行のシャトルバスに乗ります。
Sponsored Link
大雪山の高原沼の紅葉
そして赤岳より南にある緑岳の登山口には秘湯・高原温泉があります。
この辺りには大小さまざまな沼がたくさんあって、沼めぐりコースで散策することができます。
沼に映り込む紅葉がよりいっそう美しさを際立たせています。
なおコースは小さなお子さんからお年寄りまで歩くことができますが、湿地帯を通る登山道にはなりますので、長靴装備が理想的です。
最盛期には登山道の(人の)渋滞もあるので、時間には余裕を持った行動計画が望まれます。
また高原温泉までの道路も紅葉がピークを迎える前後の期間に交通規制が実施されますので、基本的にシャトルバスを利用することになります。
まとめ
秘湯・高原温泉にある温泉宿の大雪高原荘の宿泊客には無料送迎があります。
またマイカー規制期間でも、宿泊客は車で通行することができます。
・大雪高原山荘
北海道上川郡上川町層雲峡高原温泉
TEL(01658)5-3818(6/10~10/10迄)
宿泊予約の電話は:(0166)26-8300
宿泊予約カレンダー
↑ネット予約もできます。
Sponsored Link
おすすめ記事
コメント