夏風邪にかかったときに特に気を付けなければならないのが水分補給ですね。
発熱による発汗の他に、そもそも夏の暑さによる発汗があり、また夏風邪の特徴のひとつである下痢によって失われる水分を補給しないと脱水症状をおこす危険性があります。
この記事では、そんなときの飲み物の選び方について書いています。
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夏風邪をひいたときの飲み物
飲み物の候補には色々ありますが、水、お茶、ジュース、スポーツドリンク、経口補水液など。
普段の水分補給なら水やお茶で十分なのですが、激しい汗をかいたときにはこれだけだと問題がある場合があります。
通常の発汗では水分が失われるだけなのですが、多量の発汗があったときには水分に加えて、ナトリウムに代表される電解質も失われます。
そんなときに電解質を含まない水やお茶ばかりを飲むと体液が薄まるので、体がバランスを保つために、尿として水分を排出しようとしがちです。
夏風邪のときの水分補給
激しい発汗があったときや、下痢や嘔吐などがあったときには、電解質を含んだ飲み物で水分を補給しましょう。
スポーツドリンクや経口補水液にはもちろん電解質が入っています。
微妙なのはジュース類ですね。
商品を見ればたいてい栄養成分にナトリウムの項目があって含有量が記載されています。
手元にあったものを無作為に見てみると、「オランジーナ」の場合、ナトリウムは0mgで含まれていませんでした。
しかしカリウムが100ml中に約30mgと記載されています。
「C.C.レモン」には100ml中にナトリウムが19mg入っていました。
電解質ということで見れば、水やお茶よりいいかもしれません。
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夏風邪には経口補水液?
一方でスポーツドリンクには商品によってバラつきはありますが、100ml中にナトリウムが40~50mg前後、カリウムが10~20mg前後含まれています。
さらに経口補水液になると、同様にナトリウムは80~115mg、カリウムは78mg含まれています。
下痢や嘔吐などで急激に水分と電解質を失った時の速やかな補給には、OS-1、アクアサポート、アクアソリタなどの経口補水液が向いています。
ただこれだけ濃度の高いものなので、一日に1000mlまで(幼児は600mlまで)という目安量の上限があります。
必要に応じて飲むのがいいですね。
まとめ
のどが渇いたり尿が減ったりするくらいの通常の水分不足時の飲み物は、基本的に飲みたいものでいいです。
冷たい飲み物が欲しくなったときも、おなかの調子が大丈夫な範囲ならいいでしょう。
下痢や嘔吐などがあるときには、スポーツドリンクや経口補水液で電解質を補います。
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