ただでさえ暑い夏に、子供が夏風邪をひいて熱をだすと本当にかわいそうになりますね。
夏風邪は冬の風邪とは違ったウイルスによるものなので、症状にも特徴があります。
長引くことが多いと言われるのもそのひとつです。
また対処法もそれに合わせなければならないですね。
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子供の夏風邪に多い症状
子供の夏風邪で多いのは、手足口病、ヘルパンギーナ、そして咽頭結膜熱(いわゆるプール熱)です。
手足口病は文字通り、手足と口の中に発疹が出るのが特徴です。
ヘルパンギーナは口の中に水ぶくれができて、口の中やのどが痛みます。
咽頭結膜熱はのどの痛みと目の充血・目やにが特徴です。
これらの夏風邪はエンテロウイルスやアデノウイルスなどによって引き起こされるのですが、腸内で増殖するウイルスなので腹痛・下痢などの症状が出ることが多いのも夏風邪の特徴です。
またそれが原因で治りが遅くなり、長引くことがあります。
子供の夏風邪で熱が出るのは
そして38℃以上の高熱が出ることが多い夏風邪の代表は、ヘルパンギーナと咽頭結膜熱です。
ヘルパンギーナの潜伏期間は3~6日くらいで急な発熱があります。
熱はだいたい2・3日前後続くことが多いです。
咽頭結膜熱の方は5~7日の潜伏期間の後に高い熱が出て、5日間くらい熱が続くことが多いです。
発熱は体が免疫力を高めてウイルスと戦うための反応なので、上記の2つに限らず高熱がでることはもちろんあります。
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子供が夏風邪で熱を出した時のエアコン
昔から言われていたことに、「熱が出た時にはとにかく体を温めて、汗を大量にかかせる」というのがありましたが、実はこの方法に医学的な根拠はありません。
特にただでさえ暑い夏にこれをやると、脱水症を引き起こす可能性が高いのでやめたほうがいいです。
とにかく体を休ませることが大事なので、寝ていて快適な温度になるようエアコン等で調整してあげてください。
その際に気をつける点がふたつあって、ひとつは直風があたらないようにすることです。
それからもうひとつは、寝ている床付近の温度と立った状態で感じる温度には差がある場合がある(部屋の下のほうが温度が低くなりやすい)ので、注意してください。
まとめ
暑い夏に解熱のために無理矢理汗をかかせるのは危険です。
快適温度に設定してください。
ただ熱が上昇中の時には寒気を感じやすく、この時には慌てて室温を下げないで、寒気を感じなくなるまで待ちましょう。
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