八朔は皮の表面がツルツルとしている一方、
甘夏は皮の表面が少しデコボコざらざらしているんですよ!
また、食べると八朔は甘くて汁気が少なく実がしっかりしているのに対し、
甘夏は酸味と苦味があり、種も汁気も多いのが特徴。
なかなか八朔と甘夏って、違いが分からないですよね…。
でもこうして見ると、八朔と甘夏って結構違いがあるんです!
今回はあまり知られていない、
八朔と甘夏の違いを詳しく解説していきますので、
柑橘類をよく購入するのでしたら覚えておくと良いですよ!
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甘味に違いあり!八朔と甘夏の収穫時期を把握して旬の堪能しよう♪
冒頭でもお伝えしたように、甘夏に比べて八朔は甘みが強いのですが、それだけでなく、八朔は12月頃が収穫時期であり、
甘夏は1月頃が収穫時期なんですよ。
ただし、八朔は収穫されてから倉庫で熟成し、
甘味が強くなってから出荷されるので、
市場に出回るのは2月~3月頃。
甘夏の場合も収穫した後、倉庫で熟成させてから出荷されるので、
実際に市場に出回るのは3月~5月頃なんです。
熟成された甘夏は、酸味が抜けて美味しく食べることが出来るんですよ。
八朔と甘夏って、収穫時期にも違いがあったんですね!
私はてっきり、甘夏って夏に収穫されるのかと思っていましたが、
どちらも収穫は冬の時期なのでちょっと驚きました!
冒頭でもお伝えしたように、見た目にも八朔と甘夏って違いがあるので、
よーく見れば八朔なのか甘夏なのか、違いが分かるようになるでしょう。
また収穫時期と出荷時期も多少ズレているので、
スーパーで売っているのは八朔なのか甘夏なのか、
判断することができますね。
でも確かに、柑橘類って本当に種類が多くて、
パッと見だけでは、違いが分からないこともあるでしょう。
私も正直、八朔と甘夏を並べられたら、
どちらが八朔で甘夏なのか、
すぐには正しく答えられる自信がありません…。
でも、よーく見て触るようにすれば、
ちゃんとどちらが八朔でどちらが甘夏なのか、
違いを見分けられるようになるでしょう。
八朔と甘夏って、実は違いはこれだけではないのですよ!
それぞれ含まれる栄養や食べ方も違いがあるのです。
では続いて、八朔と甘夏の栄養と、
そしてそれぞれの美味しく食べる方法も、
詳しく解説していきますね!
柑橘類のフルーツ好きなら必見ですよ!
何が違う!?八朔と甘夏のそれぞれの栄養に美味しい食べ方とは?
八朔には疲労回復効果を持つアスパラギン酸の他に、
ビタミンCの働きを助けるビタミンPなどが含まれており、
甘夏は風邪予防になるシネフィリンと整腸作用のあるペクチンを持っています。
また、八朔はもちろんそのまま食べてもいいのですが、
水分が少なく実がしっかりしているため、
小さくカットしてサラダに加えて食べてもOK!
甘夏もそのままで食べる他に、
マーマレードジャムやゼリーにすると、
より美味しく食べることが出来るんですよ。
でも、八朔もマーマレードやゼリーにしたりしても良いので、
食べ方はどちらもほぼ一緒ということですね!
八朔も甘夏も、普通のみかんと比べて、
さっぱりした甘さなので、マーマレードやゼリーにすると、
すっごく美味しくなるんですよ!
しかも栄養もたっぷり!
では、先ほど簡単に紹介した、
八朔と甘夏の栄養を更に詳しく解説しますね。
まずは八朔の栄養から。
・ビタミンC
体内の機能や肌の老化を防ぐ効果を持つ抗酸化作用があるため、美容と健康にかなり良い栄養素です。
免疫力もアップするので、風邪予防にも最適ですね。
・アスパラギン酸
先ほども少し紹介しましたが、疲労回復効果を持っています。しかもタンパク質の合成を促すので、
より健康な体作りに役立ちますよ。
・クエン酸
疲労回復やカルシウムの吸収を助ける他、炭水化物の代謝をアップさせるため、
ダイエット効果も期待できる栄養。
肩こりや腰痛の予防にもなりますよ!
・ビタミンP
ビタミンCの働きを助けるので、より高い、抗酸化作用効果を得られるでしょう。
・β―クリプトキサンチン
抗酸化作用があるだけでなく、免疫力も高めてくれるので、風邪予防にとっても適していますよ。
特に皮の部分に多く含まれているので、
八朔を皮ごとマーマレードジャムにして、
食べるようにすると良いですね。
・オーラプテン
この栄養素にも抗酸化作用があり、特に肌や髪の健康や美容の維持に役立ちます。
以上が八朔に含まれている栄養。
では続いて、甘夏に含まれている栄養を詳しく紹介しますね。
・ビタミンC
甘夏にも抗酸化作用を持つビタミンCが含まれているため、美容と健康の維持に効果的!
・シネフィリン
免疫力を高めるので、風邪予防に最適!季節の変わり目や寒い時期などには特に摂取したいですね。
・
クエン酸
八朔と同じく、甘夏にもクエン酸が含まれており、疲労回復効果だけでなく、血液をキレイにする効果も!
疲れた時は甘夏を食べると良いですね。
・ペクチン
整腸作用があるため、お通じを良くしたり、腹痛の改善に役立ちますよ!
以上が甘夏に含まれている栄養です。
こうして見ると、八朔の方が栄養素が多いということが分かりますね。
でも、どちらにも抗酸化作用が含まれているので、
美容と健康維持にはとっても役立ちますよ!
まとめ
八朔は皮の表面がツルツルしているだけでなく、
汁気も少なくサッパリとした甘みが特徴で、
ビタミンCをはじめ、アスパラギン酸などの栄養が含まれています。
また、収穫時期も12月頃なんですよ。
そして甘夏は表面がデコボコしており、
種も汁気も多く、酸味と苦味が強いです。
ビタミンCの他に、クエン酸やペクチンを含んでいるので、
疲労回復やお通じ改善に効果的。
八朔と甘夏って、意外と結構違いがあるんですね!
ぜひこれらの違いを覚えておいて、
八朔も甘夏も美味しく食べましょう!
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