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知りたい!?透明を英語で言うとクリアは正解それとも間違い!?

透明なサイコロ
皆さんは、「透明」を英語で伝える時にどう伝えますか?

多くの人が、「クリア」という単語を使うかと思います。

間違いではありませんが、正解とも言えません。

まずは、「クリア」という単語がどういう意味を持つのか確認しましょう。

「clear(クリア)」

主な意味:明るい、澄み切った、晴れた、輝いた、澄んだ、透き通った、晴れやかな、色つやのよい、はっきりした、さえた

どうでしょうか?

イメージしていた単語の意味とは違っていた方も多いのではないでしょうか?

「clear(クリア)」には、澄んだ、透き通った、晴れた、など空気の中に感じる透明感を表現する場合に使う単語です。

人物や物に対して、透明という表現をする場合、「clear(クリア)」という単語は適切ではありません。

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そうなの!?透明を英語で表す際、何色かでスペルが変わる!?


「透明」という単語を英語で表現する場合、名詞となる単語が「transparency」(トランスポランシー)になります。

ですが、状況や表現の仕方、透明といっても様々な色があります。

その違いによって単語が変化していきます。

名詞:透明、透明性 「transparency」(トランスポランシー)

透明な、透き通る、見え透いた、率直な、「transparent」(トランスペアレント)

透明な、明るい、澄み切った、晴れた、輝いた、澄んだ、透き通った、「clear」(クリア)

半透明の、「translucent(トランスルーセント)」

透ける  「see-through(シースルー)」


このように、「透明」という意味を持つ単語だけでもこれだけ種類があります。

基本的には、「transparency」(トランスポランシー)や「transparent」(トランスペアレント)

「transparent」(トランスペアレント)の類義語になる「translucent(トランスルーセント)」

などが、使われ、透けているようなデザインの洋服などの時は「see-through(シースルー)」

空気感や色を指す場合は、「clear」(クリア)が使われます。

なので、「透明」という単語に限らず、英語の場合、日本語と違い、些細な違いで同じ意味でも別の単語に変化する事を知っておきましょう。

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微妙に違う…?透明の英語表記のカタカナはクリアそれともクリアー?


「clear」(クリア)という単語は読みの音も人によって変わりやすい単語です。

それは、単語の中によく伸ばす音になる(ar)の文字が語尾に含まれているので、のばして「クリアー」と使う人も読みのまま「クリア」と
使う人で別れると思いますが、明確に正解、間違いの区別はないようです。

NHKの放送用語の外来語の発音表記において調査した結果では、「clear」(クリア)の表記の方法はクリアとクリアーとクリヤーとクリヤの4種類に分類でき、それを元に調査した結果。

新聞社・放送社の放送の実例


クリアー 35件

クリア  680件

クリヤー 1件

クリヤ  0件

更に辞書での表記の調査の結果もあり、

辞書調査

 

クリアー 7冊

クリア  11冊

検索エンジンを使っての調査でも

gooによる検索


クリアが71% 165万件

クリアーが20% 47万5000件

クリヤが2% 3万8000件

クリヤーが7% 16万7000件

という結果でした。

ほとんどがクリアで表記している物が多い結果でした。

ですが、多く使われるのはクリアで発音を表現する時はクリアーが使われる傾向にあるようです。


余談になりますが、達成を意味する時に使うクリア(ゲームクリアなど)の場合はクリアーという表記が使われているようです。

なので、区別する意味でも普段はクリアを使い、発音などを指す時はクリアーを使うといいでしょう。

アルファベット

まとめ


英語は日本語と違い、些細な意味の違いで単語が変化する

透明の意味を持つ単語の種類

名詞:透明、透明性 「transparency」(トランスポランシー)

透明な、透き通る、見え透いた、率直な、「transparent」(トランスペアレント)

透明な、明るい、澄み切った、晴れた、輝いた、澄んだ、透き通った、「clear」(クリア)

半透明の、「translucent(トランスルーセント)」

透ける  「see-through(シースルー)」

「clear」(クリア)をカタカナで表記する時は、クリア、発音を指すときはクリアーという使い方がベスト



日本語と英語では、言葉の表現の仕方に大きな違いがある事を認識して、同じ意味でも些細な違いで単語が変化する事をよく覚えておきましょう。

単純なイメージだけで英単語を使ってしまうと、大きな間違いで恥ずかしい思いをする事にもなるかもしれません。

なので、知っている単語でも一度調べてから、使う事をおすすめします。

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