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どっちがイイの!?知ってる?セメントとコンクリートの違いとは!?

セメントとコンクリート
DIYなどでも使われ、よく耳にするセメントとコンクリートですが、この二つは明確に違いがあります。

なぜならセメントは原料で、セメントを使って作ったのがコンクリートだからです。

セメントとは?

セメントはコンクリートやモルタルを作る時の材料で結合剤になります。

主成分は石灰石でその他に

・粘土

・けい石

・酸化鉄

・石こう

を細かく砕いて、焼いて粉末状にしたものをセメントといいます。

コンクリートとは?

コンクリートは先ほど説明したように、セメントを材料にして作ったものをいいます。

コンクリート=セメント+水+砂+砂利

セメントに砂と粗骨材と呼ばれる砂利を1:3:6で混ぜ合わせて、水を加えて練ったものです。

特徴として

強度があり、とても硬い

圧縮力には強いが、引っ張る力に弱い

固まるのに時間がかかる


家作りの基礎として使われたり、引っ張る力が弱いので、補うために鉄筋と一緒にした鉄筋コンクリートも建材として使われたりします。

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こちらも知っておこう!よく使われるモルタル

もう一つセメントを材料にして作れるのが、モルタルと呼ばれるものです。

こちらもよく使うものなので知っておきましょう。

モルタル=セメント+水+砂

セメントに細骨材と呼ばれる砂を3:1の割合で混ぜ合わせて、水を加えて練ったものです。

特徴として

粘りがある

乾くとすぐに固まる

強度はコンクリートより弱い


コンクリートと比べると、強度は低く弱いですが、粘りがあり引っ張られる力にも強く乾くのも早いので、接着剤の役割として使われる事が多いです。

自分でも出来る??モルタルとコンクリートで初めてのDIYに挑戦!!


DIYの中でも、難しいイメージが強いセメントなどを使ったDIYですが、しっかりとした作り方と手順を知っていれば誰でも簡単に挑戦できます。

必要なもの


・汚れていい服(作業服など)

・軍手や手袋

・長靴

・マスク

・セメントを混ぜる大きめの容器(トロ船など)量が少ない場合はバケツなどでも大丈夫です。

・ショベル

・防水シート

セメントを扱う時の注意点


セメントは強いアルカリ性なので、肌につくと肌荒れしてしまう事があります。

なので作業する時は汚れてもいい服か、出来れば作業服を着て、軍手や手袋、長靴をして作業しましょう。

水を加える前のセメントは粉末状なので、吸い込まないようにマスクをしていると安全に作業が出来ます。

コンクリートは急速に乾燥すると収縮してしまい、ひび割れになったりするので、施工して1週間は水をまいたり、防水シートでカバーしましょう。

コンクリートの作り方


先ほど紹介した割合で

セメント1:砂3:砂利:6

で混ぜ合わせていきます。

更に強いコンクリートにしたい場合は

セメント1:砂2:砂利4

で混ぜ合わせましょう。

上記の材料をよく混ぜ合わせたら、少しずつ水を加えていきます。

加える水の量は商品によって変わるので、必ず商品の指示に従いましょう。

目安は、すくってみて流れ落ちていかない程度であれば大丈夫です。

モルタルの作り方


こちらも紹介した割合で

セメント1:砂3

で混ぜ合わせていきます。

こちらも強度が欲しい場合は

セメント1:砂2

で、砂の量を少し減らしましょう。

こちらも上記の材料をしっかり混ぜ合わせた後に水を加えていきましょう。

強度のあるコンクリートは基礎や土台に使い、粘りが強いモルタルは接着や、仕上げに使うと良いでしょう。

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どれがいいの!?初心者はセメントとコンクリートはホームセンターで!


セメントといっても今は、DIYも流行っており、たくさんの商品が販売されています。

初めての方がその中から選ぶのはなかなか大変ですよね?

なので、初めて挑戦する方におススメのセメントをご紹介します。

DIYや家庭用はインスタントセメントで決まり!


初心者に限らず、DIYや家庭など小規模で使う場合はインスタントセメントで充分です。

特に初心者におすすめな点としては、最初からセメントと砂が混ざっているので、セメントと砂を別々に買って混ぜ合わせる必要がありません。

デメリットとしては予め配分が決まっているため、量を増やす為に砂や砂利を足してしまうと配分が崩れて、弱くなってしまう点です。

ですが、家庭で使う分にはインスタントセメントで充分足りると思うので、初心者の方には特におすすめです。

まとめ


セメントは結合剤

セメントを材料に作ったのが、コンクリートとモルタル

作業の前に、準備をしっかりする事

初心者にはインスタントセメントがおすすめ!


最近はDIYの流行りもあり、今から挑戦しようと考えている方も多いと思います。

難しく感じる人もいるかもしれませんが、インスタントセメントを使えば、簡単な作業であれば混ぜ合わせる手間も少なくて済みます。

その他のセメントを使う場合も、配合と手順さえ把握できていれば、誰でも簡単にできる作業なので、この記事を参考に挑戦してみてください。

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