買い物や送り向かいなどで活躍する自転車。
子供を後ろに乗せて移動する事も多いですよね?
ですが、子供はとても正直で眠くなってくると、そのまま寝てしまう事もあります。
寝てしまった事が原因で、大事故に発展する事も珍しくありません。
寝てしまわないように気を付けることも大事ですが、寝てしまっても大丈夫なように対策を講じておきましょう。
今回は、子供の睡眠防止対策についてご紹介します。
ママは冷汗。自転車走行中に子供が寝ることで危険になるわけとは!?
では、子供が寝てしまう事で、どのような危険があるのでしょうか?
その理由は大きく分けて3つあります。
・全身の力が抜け、体が左右に揺れる
・頭を背もたれやハンドルにぶつけやすくなる
・バランスが崩れると転倒の危険性も
どれも大事故に繋がる危険性があります。
詳しくみていきましょう。
〇全身の力が抜け、体が左右に揺れる
睡眠状態に入ると、全身が脱力状態になります。
自転車はかなり揺れが激しいので、脱力状態だと体が大きく揺さぶられます。
そうなってしまうと、落下の危険もありますし、運転もしにくくなってしまうので、大変危険です。
〇頭を背もたれやハンドルにぶつけやすくなる
首も脱力した状態になるので、チャイルドシートの前のハンドルや背もたれに頭を打ち付けてしまいます。
揺れる事で首にも負担がかかってしまうので、よくありません。
〇バランスが崩れると転倒の危険性も
後ろに乗せた子供が大きく揺れると、自転車もつられてしまう事があります。
タイミングが悪いと、そのまま転倒や落下の危険もあります。
どちらも起こってしまうと、大事故や大けがに繋がります。
これならどうだ!!自転車走行中に子供が寝るのを回避する方法
では、どうして子供は眠りやすくなってしまうのでしょうか?
まずは、その原因についてまとめてみました。
自転車の後ろで子供が寝てしまう原因
・1日中遊んで疲れている
・自転車の振動が一定のリズムで眠りにつきやすい
・体調が優れない
これらが主な原因になります。
詳しくみていきましょう。
〇1日中遊んで疲れている
1日中遊んだ後や、幼稚園・保育園の帰り道などの時は、疲れてしまって眠たくなりやすいです。
幼稚園・保育園の場合は、お昼寝の時間がある場合もあるので、大丈夫な場合もありますが、お昼寝がない日や遊んだ後などは、疲れが出てウトウトしやすいので注意が必要です。
〇自転車の振動が一定のリズムで眠りにつきやすい
自転車に乗っていると、一定のリズムで揺れる事もあります。
人は一定のリズムで揺さぶられると、居心地が良くなり睡眠に入りやすくなってしまいます。
なので、子供の口数が少なくなったり、随分大人しく感じる場合は、寝てしまっていないか確認するようにしましょう。
〇体調が優れない
体調がすぐれない場合などは、身体を休ませようと、脳が睡眠を促します。
体調が悪い場合などは、乗る前から様子で分かる事が多いので、そういう場合はいつもよりも注意しておく必要があります。
子供を寝させない為の対策
子どもを寝させない為に以下の事に注意しておきましょう。
・幼稚園・保育園の帰りなら話を聞いて、会話を続ける
・子供の好きな歌を一緒に歌う
・信号待ちに体を触ったり頭を撫でたり、スキンシップをとる
とにかく、子供とスキンシップをとるようにして、気を紛らわせましょう。
それだけで、子供の意識が分散して眠りづらくなります。
どうしても無理そうな場合は、お菓子やジュースなどで気を紛らわせるのもいいかもしれません。
それでも寝てしまう場合には…
それでも寝てしまう時はあるので、そうなった場合の対策も考えておく必要があります。
・ベルトをきつめに締める
・フェイスガードをつける
・ネックピローをつける
これら3つの対策が効果的です。
詳しくみていきましょう。
〇ベルトをきつめに締める
きつくといっても子供が苦しくない、嫌がらない程度にベルトをきつく締めましょう。
そうすることで、ぐらつきを減らして安定感も生まれます。
ガクッと大きく体が揺れる事も少なくなります。
〇フェイスガードをつける
チャイルドシートのハンドル部分にフェイスガードを取り付ける事ができます。
子供が寝てしまった時に顔をぶつけてしまうのを防止します。
寒い時は防寒具としても使えるので、起きている時にも役立ちます。
〇ネックピローをつける
子供の首に着けるクッションです。
自転車用のものがあるので、シートベルトに着ける事で首と頭を固定する事ができます。
それにより、頭がぐらぐらするのを防いだり、チャイルドシートの背もたれで頭を打ってしまったりする心配が軽減されます。
まとめ
〇子供が寝てしまうと、全身が脱力状態になり大変危険!
〇チャイルドシートのベルトは少しきつめに締める
〇子供を寝かせないように、スキンシップを心掛ける
今回は、子供の睡眠防止対策についてご紹介しました。
まずは、子供を寝かせないように常にスキンシップをとる事を心掛けましょう。
それでも眠い時は、子供は寝てしまいます。
そうなっても大丈夫なように、普段からしっかりと準備をして、大事故につながらないように心がけておきましょう。
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