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簡単に出来る!?革靴の手入れに使える家にあるものを紹介♪

革靴のお手入れ
革靴の手入れをするにも、

「専門の道具が必要だし、お値段もそれなりにするし…」

と考えると、なかなか踏み切れずに、結局後回しで時間だけが経ってしまいがちですよね。

なので今回は、家にあるもので簡単に靴磨きが出来る方法を教えます。

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家にあるもので簡単!靴磨き!


必要なもの

・キッチンペーパー

・デリケートクリーム、または後述の代用クリーム

・歯ブラシ

・使い古したタオルorTシャツ

・パンストボール(使い古したパンストに使い古しのタオルかTシャツを入れたもの)

これらを使って靴磨きしていきます。

手順1 キッチンペーパーで靴の汚れやほこりを落とします。

手順2 歯ブラシを使って、靴全体にいきわたる様にクリームを塗ります。(靴の切れ目や隙間にも塗り込みます。)

手順3 タオルやTシャツを使って更に靴全体にクリームが馴染むように、塗り込んでいきます。

手順4 パンストボールを使って、靴を磨いていきます。

手順5 あれば、仕上げに防水スプレーをかけると防水効果だけでなく。ほこりも付きにくくなります。

決め手はこれだ!!革靴の手入れに使うクリームの代用品


先ほど、クリームの代用品でデリケートクリームと書きましたが、

「デリケートクリームってどんなの?」

と疑問に思う方もいるかと思うので、代用品に向いているクリームをご紹介します。

基本的には、原料にワセリンが入っていればどんなものでも構いません。

ワセリンの成分が、靴の保湿と艶出しの代用をしてくれるからです。

代用にオススメのクリーム


〇ニベアクリーム(青缶)

肌の保湿クリームとして、とても有名なニベアのクリームですね。

万能なクリームとして様々な用途に使われがちですが、革との相性もいいので代用品としてオススメです。

手にも入れやすいので、特に理由がなければニベアで代用するのがいいでしょう。

〇Vaseline(ヴァセリン)

Vaseline(ヴァセリン)は先ほど説明したワセリンになります。

保湿や艶出しの効果はこのワセリンがしてくれるので、こちらも代用品として間違いないと思います。

〇ちふれ オールインワンジェル

女性は使われている方も多い、化粧水、乳液、美容液、下地などが一つになった便利な化粧品です。

こちらも十分な保湿効果があるので、代用品として使えると思います。

ただ、少し代用品としてわざわざ使うのはもったいなく感じます。


具体的に3種類ご紹介しましたが、一番いいのはもちろん、革靴用の専用クリームを使用する事です。

あくまで代用品だという事を忘れないでください。

また、代用品を使用する場合は自己責任でお願いします。

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より長持ちのさせるために大切な正しい革靴の手入れの仕方


簡単に出来る靴磨きの方法をご紹介してきましたが、代用品を使った手入れは、あくまで応急処置になります。

本当に革靴を綺麗にしたいのであれば、しっかりとした手順と道具でお手入れする事をオススメします。

本格的な靴磨きをする時に必要な物


・馬毛ブラシ

・ウェス

・クリーナー

・馬毛ようじ

・クリーム(靴色に合わせたもの)

・豚毛ブラシ

・山羊毛ブラシ

・撥水スプレー

基本的な革靴のお手入れ


手順1 馬毛ブラシでしっかり汚れやほこりを落とす。

手順2 クリーナーをウェスにとり、全体に伸ばすように塗る(クリーナーは靴に直接ではなく、ウェスにとってから使いましょう。直接塗るとシミの原因になります。)

手順3 クリーナーを塗り終わったら、ウェスでよく拭いて汚れを落とします。

手順4 クリームを塗ります。馬毛ようじを使って隅々までクリームをいきわたらせます。

手順5 豚毛ブラシで更にクリームをなじませます。

手順6 山羊毛ブラシで靴を磨いていきます。

手順7 撥水スプレーをかけて、防水と汚れを付きにくくします。

手順8 できれば、シューツリーに入れて靴を休ませましょう。型崩れなどを防いでくれます。

起毛素材の場合のお手入れ


起毛素材は汚れが付きやすいので、初めて履く前に撥水スプレーを振りかけて乾いてから、コシのあるブラシで軽くブラッシングしましょう。

汚れが付きにくくなります。

手順1 履き終わった直後にブラッシングします。起毛素材の場合は、その日の汚れはその日のうちに落としておきましょう。

手順2 頑固な汚れがついていた場合は、バックスガムを使って落としましょう。

ただし、擦りすぎると毛を痛めてしまうので気を付けましょう。

雨で濡れてしまった場合の靴のお手入れ


手順1 雨や汚れを綺麗に拭き取ったら靴の形を整えて、インクが付かないように新聞紙をティッシュで包んだものを中に入れます。そのまま風通しの良い日陰で乾かします。(直射日光や直火などで急速に乾燥させると革が硬くなり、ひび割れの原因になります。)

手順2 靴が乾いてから全体をブラッシングして、クリーナーを塗って丹念に拭き取ります。

手順3 クリームを塗って磨きます。(靴底に、ごく少量のミンクオイルを塗って油分を補給しましょう。)

手順4 撥水スプレーを吹きかけて、防水と汚れを付きにくくします。

手順5 シューツリーに入れて風通しのいい日陰に保管します。

本格的な靴の手入れをご紹介しました。

やはり、道具も手間も掛かってしまいますよね。

「ここまでは出来ない!」という方の為に、少しでも長持ちさせる簡単な方法をご紹介します。

帰ったら、ブラッシング30秒!


家に帰って靴を脱いだら、そのままブラッシングを30秒行いましょう。

これを帰ってきたら、必ずするだけでも靴の持ちがよくなります。

オススメ!便利な靴磨きセット!


1から道具を揃えるのは、大変ですよね?

そんな方の為に便利な靴磨きの道具がセットになったものが販売されています。

ですが、セットも色んな物があるので選ぶのも大変だと思います。

そこで、オススメのセットをご紹介したいと思います。

〇ブートブラック:シルバーライン スターターセット

セット内容

・馬毛ブラシ

・豚毛ブラシ

・仕上げ用グローブ

・クロス

・クリーナー

・クリーム黒orニュートラル

クリームは黒かニュートラルのどちらか一つを選びます。

クリームの色は、磨きたい靴の色に合わせて使うので、紳士用の革靴で多い黒は持っていて損はありません。

ニュートラルはどんな色の靴にも対応できるので、複数の色の革靴をお持ちの方にはオススメです。

〇サフィール:ミニJARセットダブル靴磨きシューケアセット ギフト

セット内容

・馬毛ブラシ

・豚毛ブラシ

・クロス

・クリーナー

・クリーム黒

・クリームニュートラル

ギフト用ですが、入門用としてオススメのセットです。クリームも2種類ついているので、どんな色の靴にも対応する事ができます。

缶に入っているので保管もしやすく、ギフト用にも自分で使うのにもおススメです。

〇銀座大賀靴工房 M.MOWBRAY(エム・モウブレイ) シューケア スターターセット(ダブルWクリーム)

セット内容

・馬毛ブラシ

・化繊ブラシ

・ミニ豚毛ブラシ

・竹ブラシ

・クロス

・クリーム黒

・クリームニュートラル

・ミニステインリムーバー

こちらも2色のクリームがついており、色んな色の靴に対応できます。

セット商品には珍しく大型のムートングローブもついているので、磨き終わった後に更に輝きを与える事ができます。

箱も高級感があり、ギフトにもオススメできるセットです。

持っている靴や用途で変わる!?靴クリーム!


セット商品を買っても靴用のクリームは、持っている靴にも左右されるので個別で買う事もあるでしょう。

そんな時の為に、靴クリームの選びかたとオススメのクリームを紹介します。

靴クリームは乳化性クリーム、油性クリーム、そして油性ワックスの3種類に大きく分けられます。

〇乳化性クリーム

最も種類が多く、一般的な靴クリームはこちらになります。

オススメのクリームも乳化性のものがほとんどになります。

乳化性クリームは革に栄養とツヤを与えます。

そして、乳化性クリームだけが持つ特性としてあるのが、保湿です。

革は時間と共に乾燥していきます。

乾燥しても、ずっとそのままでいるとひび割れしてしまう事もあります。

なので、乳化性クリームは靴の手入れの際によく使われるのです。

〇油性クリーム

乳化性クリームと比べて、水分が少なく油分が多いクリームになります。

油分が多い分、効果時間が長く、光沢も長持ちします。

しかし、質感が硬くて塗りにくいので、クリームを塗るのには時間が掛かります。

初心者は乳化性のものを選びましょう。

〇油性ワックス

油性ワックスは水分がないので、乳化性クリームよりも更にツヤがでるようになります。

常用というよりも、もっとツヤが欲しい時にツヤ出しとして使用する事が多いです。

オススメの靴クリーム


〇エム・モゥブレイ シュークリーム

靴クリームといえばこれ!な定番クリームです。

さらっとした質感で、初心者でも使いやすく、光沢も十分出ます。

迷ったらこのクリームを使っておけば間違いないです。


〇コロニル アニリン

髪用のジェルのような質感で、塗りやすさに特化したクリームです。

それなのに、植物性オイルと天然アロエベラ成分が革に高い栄養と光沢を与えます。

こちらも使い勝手のいいクリームです。


〇ジュエル ヴィオラ シュークリーム

油分とロウを多く含んでいるので、かなり硬めの質感です。

伸びにくいので、塗るのに時間が掛かるかもしれません。

その分、ツヤはしっかりと出て仕上がりも綺麗になります。

どちらかといえば、玄人向けのクリームです。


〇サフィール ノワール クレム1925

こちらは油性クリームになりますが、油性である事を感じさせないとても柔らかな質感で、乳化性クリームの感覚で使うことができます。

それなのに、油性クリームなので、水分を含んでいないので、効果も長持ちします。

ファンも多い人気のクリームです。


〇コロニル 1909 シュプリームクリームデラックス

デリケートクリームと呼ばれる、ロウをほとんど配合せずに栄養を重視したクリームです。

革靴の素材本来の良さを出したい場合にオススメです。

光沢は抑えめで、革本来のツヤを楽しめます。

まとめ


〇家にある物を代用して簡単に靴磨きできる!

〇クリームの代用にはワセリンが入ったものを使おう!

〇便利な靴磨きセットもオススメ!


〇用途によってクリームを使い分けよう

最初から、専用の道具を使わなくても、まずは家である物で代用して靴磨きをしてみて、興味がわいたら本格的に始めるのも悪くないと思います。

手入れが面倒に感じても、帰った時に30秒のブラッシングをするだけでも、綺麗な状態を保ちやすくなります。

ぜひ試してみてください。

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