2023年4月以降、全ての医療機関および薬局では、システムの導入が必須となり、カードリーダー等の機器が義務化されました。
そして2024年秋、マイナンバーカードと健康保険証の一体化が始まっています。
この新しい制度において、マイナンバーカードを保険証として利用する際のメリットとデメリットについて簡潔にまとめてみました。
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マイナンバー健康保険証のメリット
医療機関での受付を自動化できる:カードリーダーを使用してICチップの情報と顔写真により、素早い本人確認が可能。受付が自動で行えるため、待ち時間が短縮されます。
就職・転職・引っ越し時の切り替えがスムーズ:
手続きが不要になり、切り替えが簡単。住所変更や制度の変更に伴う手間がなくなります。
マイナポータルで情報が一括管理:
特定健診情報や医療費などの閲覧が可能。医師との情報共有がスムーズになり、正確な情報提供ができます。
高額療養費の手続きが簡単:
手続きが不要で、一時的な出費がなくなります。限度額以上の支払いが医療機関で簡単に処理可能。
医療費控除の確定申告が自動入力:
マイナポータルをe-Taxに連携すれば、医療費控除の手続きが簡単になります。
初診の追加医療費が安くなる:
初診時の医療費が通常より安価。医療費負担が軽減されます。
マイナンバー健康保険証のデメリット
利用できる医療機関が少ない:対応している医療機関がまだ一部であり、全体の2割程度しか利用できない。また、顔認証付きカードリーダーを導入している場所も限られている。
個人情報漏洩のリスクが高い:
カード裏面のマイナンバーやICチップに保存されている情報が個人情報であり、紛失や不正使用のリスクがある。十分な注意が必要。
手続きに時間がかかる:
切り替えには手続きが必要で、マイナンバーカードを持っていない場合は事前の発行手続きが追加で発生する。
一度登録すると解除できない:
一度マイナンバー健康保険証に切り替えたら、元に戻すことができない。将来的な変更に備えて検討が必要。
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マイナンバー健康保険証の手続き方法
マイナポータルからスマホで手続き:マイナポータルアプリをインストールし、マイナンバーカードと暗証番号を用いて手続きを行う。
セブン銀行ATMで手続き:
セブン銀行ATMを利用して、マイナンバーカードと暗証番号を用いて手続きを行う。
マイナポイントをもらう手続き:
マイナンバーカード新規取得や健康保険証利用申し込み、公金受取口座登録などで最大2万円分のマイナポイントを獲得可能。
まとめ
マイナンバー健康保険証の導入には様々なメリットがありますが、同時にデメリットや注意点も存在します。個々の利用状況やセキュリティへの懸念を考慮して、適切な判断を行うことが重要です。
手続きの際には、正確な情報とセキュリティへの意識を持って行動しましょう。
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