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カフェオレが時々ボウルででてくるのはなぜ?理由や使い方を徹底解説

カフェオレボウル
お店でカフェオレを頼んだら、コーヒーと牛乳がそれぞれ入ったポットとカフェオレボウルがでてきて目が点になったなんてことありませんか?

カフェオレがボウルで出てくるのは、フランスの朝食でよく飲まれていたからです。

朝から空腹にコーヒーだと胃に悪そう。

そこで、コーヒーにたっぷりの牛乳を入れて飲むようになったそうですよ。

胃にやさしいし、またカルシウムも摂れて一石二鳥。

そして、料理のソースをパンにつけて味わう文化のあるフランスでは、パンを温かいスープに浸して食べることが日常でした。

コーヒーが多くの人に広まったことで、温かいカフェオレにもパンを浸して食べるようになったようです。

ですので、コーヒーカップやマグカップではなく、パンを浸すのに好都合で口の広いお椀方のスープボウルが主流になったのです。

日本のカフェでカフェオレがこのようにボウルで出てくるのは、カフェオレがフランス発祥であることと、お店のパフォーマンスとして出てくるのでしょう。

ポットとカフェオレボウルで出てきた場合は、コーヒーとミルクを同じ量(お好みでもOK!)ボウルに注ぎ、砂糖を入れ(もちろんノンシュガーでもOK!)両手でボウルを持って飲みます。

フランスでは、持ち手のない食器はテーブルから持ち上げないのが基本ですが、カフェオレボウルに関しては持ち上げてもOKです。

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そもそもカフェオレボウルを使う理由って?由来をご紹介!


カフェオレは、濃い目に淹れたコーヒーと温めた牛乳をおよそ1:1の割合で混ぜ合わせた飲み方です。
語源はフランスで カフェ・オ・レ(café au lait)。
レ(lait)はミルクの意味です。

フランスでは1920年代頃から、コーヒーが一般に飲まれるようになりました。

もともと、温かいスープにパンを浸して食べることが多かったフランスの朝食、このスープに変わってカフェオレにパンを浸して食べるようになったようです。

スープボウルでは少し大きいので、ちょっと小ぶりなカフェオレボウルが作られ始めたそうです。

なるほど、ちぎったパンをつまんで浸す格好をすると、そのままカフェオレボウルの形に見えますね。

通常温かい飲み物は冷めるのを防ぐため、口径の小さなカップに入れますが、カフェオレをカフェオレボウルで飲むのにはこんな由来があったのですね。



実際に出てきても困らない!カフェオレボウルでの飲み方とは?


カフェでカフェオレを注文したら、通常のコーヒーカップより大きめのカップで来ることが多いですね。

作り方からするとコーヒーとミルクがほぼ同量入れるので量もたっぷりめです。

少し大きめの器でも持ち手がついている場合は持ち手を持って飲みます。

持ち手のないカフェオレボウルで提供された場合は、どうします?

基本フランスのテーブルマナーでは持ち手のついていない食器を持ち上げるのはNG行為です。

カフェオレボウルを置いて、スプーンですくって飲むの?

いえ、それではすくったカフェオレが口に届くまでポタポタこぼれて見苦しいことになりますよ。

スプーンを置いて、両手で器を挟んで口に運べばよいのです。

例えば、三三九度の御神酒を飲むように・・・

また、ミルクとコーヒーがそれぞれポットに入って、空のカフェオレボウルと一緒に提供された場合はほぼ同量が基本ですが、お好みでカフェオレボウルに注いでいただきましょう。

ちょっと仰々しい感じですが、フランスでは両手にポットを持ち、ミルクとコーヒーを注ぎ入れる入れ方法もあります。

カフェオレ

まとめ


フランスが語源でフランス人の好む飲み方、
カフェ・オ・レ(café au lait)。

ここではカフェオレとカフェオレボウルについて調べてみました。

ちなみに似たようなコーヒーとミルクの飲み方で、カフェラテもありますが、こちらはイタリア式。

カフェオレがドリップで入れたコーヒーで、コーヒーとミルクの割合が同量なのに対し、カフェラテはエスプレッソ2:ミルク8の割合で別の飲み方です。

どちらかというとカフェオレのほうがあっさりしています。


そしてラテアートはたっぷりのミルクを、エスプレッソの入ったカップに注ぐときに意識して描く泡のアート。

注文の際には気をつけてくださいね。


またカフェオレボウルの飲み方に追記しますと、湯のみでお茶を飲むように片手は側面に、片手は底に添えるような飲み方はやめたほうがよいでしょう。

なぜなら、最初にボウルの縁をつまんで器の底に手を当てなくてはいけませんが、この器の縁をつまむ所作はあまりおすすめできません。

給仕をする場合でもお椀やお茶碗の縁をつまむのはNGですから。

また、両手で持って肘をつくのもあまりきれいではありません。

リラックスして飲み物を飲むときに「ウザイ」と思われるかも知れませんが、頭の隅に入れておいてくださいね。


最近では日本の窯元でも焼いているカフェオレボウル。

カフェオレのみならず、シリアルやお菓子、おかずやサラダなど、いろいろな用途に使える万能な器できっと重宝しますよ。

あなたもお気に入りを見つけて、朝のカフェオレいかがですか?

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