北海道新幹線が開通して、東京駅から新函館北斗駅まで新幹線1本で行けるようになりました。
空の玄関・新千歳空港に次ぐ北海道への入り口として函館近郊の利用が増え、そこがスタート地点となる北海道旅行も多くなりそうです。
北海道旅行といえば札幌・小樽・函館などの街への観光に人気がありますが、北海道らしい景色を見ることができる郊外型の観光では、富良野・美瑛に根強い人気があります。
そういうこともあって函館から富良野までの移動についての質問が最近特に多くなっている感があります。
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函館から富良野へ
移動時間・距離と移動手段
函館から富良野までの移動距離は、ザクッと言って400kmほどあります。
観光で移動する距離としてはちょっと長すぎる感じは否めませんね。
時間的にどのくらいになるのか、例として電車で移動した場合を見てみましょう。
まず東京から6:32発の新幹線はやぶさ1号に乗ったとします。
新函館北斗には10:58着です。
そこから11:09発の特急スーパー北斗9号に乗り、札幌に14:41着。
札幌から15:00発の特急スーパーカムイ23号に乗り、滝川に15:52着。
最後に16:23発の根室本線で富良野に17:32着になります。
お宿が富良野なら許容範囲内の時間になりますので、不可能な旅程ではないです。
一日いっぱい車窓からの風景を楽しむ旅にはなりますね。
函館から富良野へ車で行くと
実は計算上、車で行ったほうが移動時間を短くすることが可能です。
電車移動の場合、札幌と滝川を経由しなければならないので遠回りのルートになることに加えて、どうしても乗り換え時間が発生するためにトータルの移動時間が長くなります。
車で移動する場合は、大沼公園ICから道央自動車に乗り、千歳恵庭JCTから道東自動車道に入り、占冠ICで高速を降ります。
ちなみに高速料金は普通車で7020円。
あとは富良野国道・国道237号線を北上すると富良野に着きます。
走行距離384km、所要時間約5時間というドライブです。
ただしこれはノンストップで走った場合の時間になります。
長距離ドライブにムリは禁物ですが、もしドライバーが複数いるなら計算通りに走ることもできそうですね。
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函館から富良野へバスで行くと
最後に高速バスを利用した場合です。
電車の例に合わせて新函館北斗に10:58着とします。
そこから11:09発の高速バス「高速はこだて号」(予約制)に乗ります。
札幌には15:55に到着です。
そして札幌で16:40発の「高速ふらの号」に乗り、富良野到着は19:08になります。
富良野駅構内にあるJR駅レンタカーの営業時間は18:00までなので間に合いませんが、トヨタレンタリース富良野店は20:00まで(夏季)営業しています。
電車より乗り換えが1回減りますが、時間がかかりますね。
まとめ
北海道外から富良野へアクセスする場合、地理的にベストなのは間違いなく旭川空港から北海道入りすることでしょう。
なぜなら旭川空港は、富良野の北にある美瑛まで目と鼻の先にあるからです。
とはいえ飛行機が嫌いな方もいますし、新幹線に乗ること自体を旅行の目的のひとつにすることもありますよね。
この記事がそういう場合などの参考になれば幸いです。
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