春分の日と秋分の日を中日とした前後3日間はお彼岸となりますが、この期間にマイホームの契約や棟上などの建築行事や、分譲マンションの契約、さらに賃貸物件の契約などをすることを避けたがる方がよくいらっしゃいます。
お墓参りをする期間だから…
というような声を耳にするのですが、本当にお彼岸にはこれらのことをやってはいけないことなのかを疑問視される方もまた多くなっています。
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お彼岸にマイホームの…
マイホームの建築にも契約、着工、棟上げなど、段階が色々ありますね。
スケジュールの都合によってはこれらのどれかがお彼岸の期間にぶつかってしまうことがあります。
特に上の年代の方々は嫌がることが多いです。
でも確かにお彼岸はご先祖様の供養をする期間ですが、三隣亡や土用のように暦上の忌み日とされているわけではありません。
先人の方々としては、心静かにご先祖様のご供養に専念しなさいと、いうことかもしれません。
一戸建てを新築する際にはそれなりの期間が必要となり、年2回、合わせて2週間あるお彼岸の期間にどこかで重なってしまうことがあるのは、過密スケジュールな現代社会では避けることが難しい場合も多くあり、その場合はやむを得ないことになります。
お彼岸に契約するのは?
新築一戸建てのみならず、分譲マンションの契約や、賃貸物件の契約なども同じように避けるべきとされることもあります。
しかしこれも一戸建てと同じことで、ご供養を粗末にすることがなければ問題のないことです。
むしろ、この期間につつがなく契約できたことをご先祖様に感謝申し上げるのが良いかと思います。
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お彼岸にやってはいけないこと?
関連することとして「引っ越し」があります。
新居を構えれば当然必要になってくることですね。
一方で、暑さ寒さも彼岸までと言われているように、この時期は安定した気候ですごしやすい時期でもあります。
そういう意味では引っ越しするにもちょうどいい季節です。
「お彼岸にやってはいけないこと」があるとすれば、それは「ご先祖様への感謝の気持ちを忘れること」だと言えます。
まとめ
特に「秋分の日」は、国民の祝日に関する法律によって「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」日として、国民の祝日に定められています。
以上の趣旨を踏まえてしっかりご先祖様のご供養をしていれば、各種の契約などをすることには問題がないと思われます。
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