毎年寒くなってくるとインフルエンザに感染する方が増えてきます。
誰しも一度はかかったことのあるごく一般的な感染症ですが、高齢者の肺炎、乳児のインフルエンザ脳症などの重症化もあるので、油断ならないですね。
この記事ではインフルエンザの予防と対策について、再確認していきたいと思います。
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インフルエンザの予防と対策を食べ物で
夏の暑さによる体力の消耗=夏バテから十分回復していないと、病気への抵抗力が落ちやくすなります。
そんな時期にインフルエンザが流行りだすのでヤッカイです。
手洗い・うがいによる予防は風邪などと共通で、一番安全で効果が期待できる予防法になります。
そして抵抗力をつけるには日頃の食事が重要です。
バランスの取れた食生活が一番ですが、特に抵抗力をつけることなどに効果があるとされる栄養素は、ビタミンA、ビタミンC、そしてビタミンEです。
合わせてビタミンのACEとも呼ばれています。
ビタミンAはレバー、牛乳、バター、チーズ、卵黄などの動物性食品に含まれています。
これだけだと高カロリーになりやすいので、体内でビタミンAに変換されるカロテノイド(カロチノイド)を含む緑黄色野菜を組み合わせます。
カロテノイドを多く含む色鮮やかな緑黄色野菜や果物を食べると、ビタミンCも同時にとることができます。
ビタミンEはアーモンドやアボカドなどに含まれている、抗酸化作用のある栄養素です。
ビタミンAが粘膜を守り、ビタミンCとビタミンEが免疫力を高めてくれることで、インフルエンザの予防につながります。
インフルエンザの予防・対策にアルコールは効果がある?
ノロウイルスやロタウイルスのような消化器官で増殖するウイルスにはアルコールの効果が低いのですが、インフルエンザウィルスの場合はアルコール消毒の効果があります。
外から帰ってきたときなどに手指消毒剤を使うのは効果的です。
また家族の誰かがインフルエンザにかかったとき、家庭内感染の対策として感染者がトイレなどの共用部に触れる前に手指消毒剤を使うという方法もあります。
ただ小さいお子さまでは難しいかもしれませんね。
そういうときにはスプレータイプの除菌剤を、感染者が触れた部分にスプレーしておくと良いです。
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インフルエンザの予防・対策グッズ
インフルエンザ予防の必須アイテムと言えばマスクになります。
できるかぎり顔に密着してスキマができないタイプが良いのですが、なれないと違和感がありますよね。
特にメガネをかけていると曇りやすくなるのがいただけません。
ウイルス予防グッズにイオンのマスクがあります。
「アレルシャット ウイルス イオンでブロック」は顔にスプレーすることで、陽イオンポリマーが見えないマスクになるという商品です。
普通のマスクをしたくないときの選択肢のひとつになるでしょう。
またマスクのスキマ対策として、普通のマスクと併用して予防効果を高めるという使い方もあります。
他にも首にかけるマスクというグッズも売られています。
「クロニタス 首かけマスク」には社員証などを入れるようなカードホルダーに二酸化塩素発生剤が入っています。
二酸化塩素の力で周囲のウィルスをやっつけるというものです。
風があるところでは成分が流されてしまうので、通勤・通学電車の中や職場・教室などの室内空間で効果が期待できます。
まとめ
インフルエンザの感染経路は主に飛沫感染です。
マスクの着用と、うがいの励行が主な予防策になります。
せきやくしゃみで飛び散ったインフルエンザウィルスを吸い込むことで感染しますが、汚染されたものに触れることによる接触感染を予防するために、外から帰ったときには手洗いをしっかりすることも大切です。
アルコールによる消毒も有効な手段です。
あとはバランスの取れた食事と十分な睡眠で、日頃から抵抗力をつけておくことが何よりも大事なことになります。
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