お風呂場には黒カビや赤カビなどのカビが生えることがありますが、発生したカビを除去するために、色々な商品が販売されています。
それぞれに特徴があるのですが、どれを使ったら良いか迷いませんか?
この記事ではカビ取り剤の選び方と、お風呂掃除の時の効果的な使い方をご紹介したいと思います。
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風呂のカビを掃除する時におすすめなのは?
お風呂掃除の時に使えるカビ取り剤などには、配合されている成分によって4つのタイプに分けられます。
カビ取り剤としては一般的で強力な「塩素系」
塩素系のようにニオイのきつくない「酸素系」
殺菌効果が主体となる「エタノール系」
最も刺激の少ない「乳酸系」
黒カビを白く漂白できるのは基本的に「塩素系」だけで、あとの3つは主に殺菌効果を利用するタイプになります。
風呂でカビキラーを使う時の注意点
「次亜塩素酸塩」という塩素系の成分でカビを根こそぎやっつけてくれるのが、カビキラーなどのカビ取り剤です。
スプレーなどでカビに噴霧して、数分間放置した後に水で流すだけという簡単かつ効果的な商品です。
効果的な使い方としては、カビ取り剤をかける所は乾燥させておくこと。
濡れているとその分、薬剤が薄まってしまいます。
それからかけた後はそのまま数分時間をおくこと。
すぐにこすり落としてしまうと漂白している時間が無くなってしまいます。
とても強力なのですがデメリットとしてはニオイがキツイことがひとつ。
そしてそのニオイの成分「塩素ガス」は大量に吸うと人体にも有害なので、十分な換気が必要です。
そして皮膚にも衣服にも強力に作用しますので、ゴム手袋やエプロンなどの防備が必須です。
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風呂のカビを安全にとるには?
「塩素系」は正しく使えば効果的なカビ取り剤ですが、例えば小さいお子さまがいるご家庭や敏感な方などからは、使用をためらわれる声も少なくありません。
その場合に多く使用されているのが、「酸素系」と「エタノール系」のカビ取り剤などです。
「酸素系」の主成分は、酸素系漂白剤として衣服用の漂白剤にも使われている過酸化水素水です。
黒カビを脱色するほどの漂白力は無いのですが殺菌力は持っています。
同じように「エタノール系」もアルコールの殺菌力でカビを退治する商品です。
どちらも塩素系ほどではありませんが、皮膚につくと刺激があります。
ついた時にはすぐに水で洗い流しましょう。
そして最も刺激の少ないカビ取り剤が「乳酸系」です。
乳酸はクエン酸などと同じ有機酸の一つで、食品の保存料に使われていたほど安全なものです。
ところが配合によってカビに対して強い殺菌力を発揮することから、カビ取り剤として商品化されています。
また「乳酸系」の特徴として、湯垢を分解する力も持っているので、お風呂掃除にはピッタリですね。
安全にお風呂のカビを掃除したい方におすすめします。
いずれの「非塩素系」の場合もスプレーしてから数分間おいて、殺菌した後でカビをこすり落として下さい。
まとめ
ズバッとカビを落としたい、こすり洗いはメンドウという方には「塩素系」カビ取り剤をおすすめします。
安全にカビ取りをしたい、特にお風呂場の場合は湯垢を分解できる「乳酸系」カビ取り剤がおすすめです。
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