部屋に敷き詰めたカーペットの上に、アクセントマットを敷いたり、コルクマットを敷いたりすることがあると思います。
特にお子さんがいる家庭では、汚れと衝撃を吸収してくれるので多いのではないでしょうか。
注意したいのはマットがのっている部分のカーペットです。
想像以上に湿気がたまり、カビの原因となることがあります。
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カーペットのカビ対策
一番危険なのはカーペットの上に直接布団を敷いて寝ている場合です。
寝ている間に体から出る汗の水分が、布団を通してカーペットにたまります。
特に敷きっぱなしにしているなら要注意。
アクセントマットの場合に多いのが飲み物などをこぼしてマットの表面を拭いた時に、下まで染み込んでいることに気が付かないケースがあります。
このような状況になると、カビの生育条件である湿度・温度・栄養源がそろうことになり、対策を講じないとカビが発生する可能性が高くなります。
カーペットのカビ防止
カビ防止法としてはまず湿度を下げること。
カーペットの上にあるものをはがして風通しを良くし、乾燥させることです。
そしてよく清掃して栄養源を絶つこと。
さらにカビ防止におすすめなのは、カビの殺菌のためにエタノールをスプレーしておくことです。
カビが増殖する前にやっつけておきましょう。
カーペットのカビにはエタノールがいいです。
エタノールにも色々種類がありますが、ドラッグストアなどで売っている「消毒用エタノール」がコストパフォーマンスが良いと思います。
消毒用エタノール:水 = 8:2
エタノール8に対して水2の割合で薄めてスプレーするといいです。
このくらいのアルコールで脱色したカーペットは経験上はありませんでしたが、念のため目立たない所で事前にテストしておくことをおすすめします。
また家具などにかかった場合には塗装がはげることなどがありますので、注意して下さい。
ちなみにカーペットのカビには重曹はほとんど効果はありません。
お掃除の時にカーペットに振りかけると消臭効果は期待できるのですが、殺菌効果は持っていないのです。
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カーペットのカビ落とし
さて時既に遅しでカーペットにカビが生えてしまった場合。
カビの殺菌自体はエタノールでできるのですが、残念ながらカビの色までは消せません。
カーペットのカビ落としに効果があるのは塩素系漂白剤なのですが、カーペットの色まで脱色してしまう可能性があります。
素材がウールの場合はほぼ脱色します。
化学繊維ではポリエステルなら大丈夫なものもありますが絶対ではありません。
アクリル系のものは変色させたことがあります…
カビの色を落とすには、そのくらい強烈な漂白力が必要になりますので、試すならダメもとでやってみてください。
カーペットの色が変わってしまっても諦められる場合のみということですね。
カーペットに使用する塩素系漂白剤はカビキラーでも、~ハイターでも良いのですが、衣料用や台所用の方が安上がりですね。
ただその場合は濃度を自分で調整する必要があります。
まとめ
カーペットのカビ対策は湿気と汚れを除去すること、エタノールで殺菌することです。
エタノールは揮発性なので効果は持続しません。
市販のカビ防止剤なら効果が持続するように配合されていますが、何よりカビの生えない環境(乾燥と清潔)を維持することが大切です。
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