枕は普通カバーを掛けて使いますので、マメに枕カバーを洗濯していれば通常そんなに急には激しく汚れません。
…のはずなのですが、ある日突然、枕が異臭を放っていることに気がついた…
なんて言うことは、特に梅雨の時期のような湿気の多い時に起こることがあります。
「枕がカビ臭い…」
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枕がカビ臭い?
枕のカバーを外してみて黒い点々でもあれば、それはまずカビだと思っていいでしょう。
表面には見つけられなくても内部にカビが発生している場合もあります。
枕が何となく湿っぽいような感覚があって、カビ臭ければ間違いないですね。
どうして普段使っている枕にカビなんて生えるのでしょうか…
枕にカビが生える原因は?
枕にカバーをかけていても、汗や皮脂などの液状のものは枕まで染みこむことがあります。
しかしそれよりも、枕にカビを生えさせる原因に、髪の毛を洗った後にきちんと乾かさないで寝てしまうことがあげられます。
そうなると枕の表面にあった汚れとともに、水分が枕の中まで浸透していきます。
枕の中心部が湿気ってしまうと、そのままの状態ではなかなか乾くことはありません。
それを梅雨の時にでもやってしまえば、カビにとっての好環境になってしまいます。
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枕に生えたカビの落とし方は?
一般にカビを落とすことができるのは、カビ取り剤や台所漂白剤などに入っている塩素系漂白剤です。
これを枕に使う場合には問題点が2つあります。
1つは漂白剤をつけた枕の色が、多くの場合抜けてしまうこと。
これについてはカバーを掛けて使うのであまり問題では無いかもしれません。
もう1つの方が健康にも関わるので重大です。
漂白剤がすすぎきれなくて残留した場合、皮膚に炎症を起こすなどの障害が発生します。
その前に塩素臭くて眠れないとは思いますが…
ザブザブ洗える枕ならしっかりすすげば良いですが、そうでない枕の場合はやるとしたらダメもとで処理しなくてはなりません。
まとめ
カビを防ぐには枕カバーはこまめに洗うこと、枕を湿らせないことが大事です。
湿気った時には放置しないでしっかり乾燥させること。
クリーニング店でクリーニングしてもらうことも、汚れと湿気を抜いてもらえるので有効です。
カビてしまったらダメもとで漂白してみる方法もありますが、そもそも枕は2・3年で買い換えるのが理想的です。
枕は人生の約1/3の期間、頭をのせているものですから、あまりムリはしないほうがいいですね。
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