ブルーベリーの栄養素は、ビタミンC,葉酸、ビタミンA、ビタミンEなどで、
アントシアニンという抗酸化物質は、
目のサプリに使われていることでよく知られています。
生のブルーベリーは旬の初夏にしか、手に入りませんが、
冷凍のブルーベリーや、ジャムやソースにした物はよく見かけますね。
ブルーベリーは収穫後生のままですと、せいぜい1週間しか日持ちしません。
そんなブルーベリーですが、うれしいことに、
冷凍しても栄養素が壊れないのです。
逆に抗酸化物質アントシアニンの効果は高まるのです。
それで、一度で食べきれない程たくさんの量が手に入ったら
冷凍保存がオススメです。
また、加熱してジャムやソースにすると、
ブルーベリーの持つビタミンCや葉酸は、
熱に弱いため減ってしまいますが、
抗酸化物質のアントシアニンや食物繊維、ビタミンAやKは失われません。
逆に加熱すると「メラノイジン」という抗酸化物質が生まれるのです。
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ブルーベリージャムの栄養素「メラノイジン」の意外な効能とは!?
ブルーベリーを加熱し、ジャムにすると生まれる
「メラノイジン」という新たな物質とは何でしょう?
ここでは「メラノイジン」の効能について説明します、
「メラノイジン」というのは、砂糖が過熱する時に生まれる物質です。
ブルーベリーを加熱してジャムにするときに
砂糖とレモン汁を入れます。
この砂糖が変化するということです。
ブルーベリーを加熱すると、
水分がでてきます。
お鍋の縁がワインレッドに染まっていきます。
ブルーベリー自体の色はそれほど変わりません。
ここに砂糖を加えると煮汁がどんどん色が濃くなっていきます。
この時、「メラノイジン」が生まれているのです。
「メラノイジン」は強い抗酸化作用をもちます。
私たちの体は活性酸素によってダメージを受け、
老化、または病気のリスクをあげます。
抗酸化作用をもつ「メラノイジン」が
この活性酸素を取り除く役割をしてくれるのです。
それが皮膚の老化を防ぎ、美肌を保ちます。
また体の細胞が、活性酸素に攻撃されるのを防ぐことは、
血管の機能や動脈壁の硬化が改善されて、
脳卒中や、糖尿病などの生活習慣病の予防にもつながります。
さらに「メラノイジン」は、腸内環境も整えてくれるので、
お通じの改善も期待できます。
こういった「メラノイジン」の効果は
ブルーベリーが本来持つ栄養素と、
加熱してもアントシアニンや、食物繊維、
ビタミンやミネラルは失われないという性質の
相乗効果でさらにパワーアップします。
とても小さな粒なのに、栄養をいっぱい蓄えていますね。
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ブルーベリージャムを食べて健康に!ジャムを使ったアレンジレシピ
では、ここでブルーベリージャムのレシピをご紹介します。
材料
・ブルーベリー200g
・グラニュー糖 70g
・レモン汁 大さじ1
・保存瓶(300mlぐらい) 1コ
保存瓶は小さめを2コ用意すると、
早く使い切れるのでなおオススメします。
1) できあがったジャムがまだ熱いうちに容器に入れるので、
保存容器の煮沸消毒を先にしておきましょう。
水か、ぬるま湯に容器を入れ、沸騰してから10分煮立たせます。
清潔なふきんの上に取り出して口を下にして、乾かします。
雑菌が入ると、すぐにカビが生えますから、しっかりと滅菌してください。
2) ブルーベリーはさっと流水で洗って水気を切ります。
3) 鍋にブルーベリーを入れ、弱火にかけます。
焦がさないようゆっくりかき混ぜてください。
4) 少し水分が出てきたら、火を中火にしてください。
5) さらに水分が出てきたら、砂糖をレモン汁を入れます。
レモン汁を入れると固まりやすくなります。
6) あまり煮詰めすぎないようにして、様子を見ながら火を止めます。
(木べらでかき混ぜたときに一瞬筋ができる程度です)
7) まだ熱いうちに瓶に詰めます。蓋をして逆さにしてこのまま冷まします。
注)砂糖は果実の1/2ぐらいが日持ちしますが、1/3程度でも大丈夫です。ただ日持ちはおよそ半分くらいに短くなってしまします。
それからお砂糖はグラニュー糖を使った方がつやよく仕上がりますが、てんさい糖などでもよいと思います。
お鍋はホーロー鍋が適していますが、なければステンレス製でもかまいません。
ただ、アルミ鍋は金属と反応してジャムの色が
悪くなるので使わない方がよいでしょう。
このように、意外と簡単に作ることができるので、
ぜひ自分好みの無添加ジャムを作ってみてください。
それでは、ブルーベリージャムができたところで
ジャムを使ったレシピをご紹介します。
まずはプレーンヨーグルトに添えて
彩りもきれいですし、食欲をそそりますね。
クリームチーズと一緒にパンやクラッカーにのせて
おやつや、ワインのお供に。
お肉のソースにも使えますよ。
まとめ
生でもおいしいブルーベリー、
油断すると手や口の周りがワイン色になってしまいます。
これもアントシアニンの仕業です。
ブルーベリーは目によいといいますが、
目がよく見えるようになるというわけではありません。
疲れて滞った眼の周りの血液の巡りをよくしてくれ、
ピントを合わせる筋肉がよく働くようになるということです。
ブルーベリージャムの栄養や効能の素晴らしさをわかっていただけたでしょうか?
しかし、お砂糖が入っていますから、くれぐれも食べ過ぎには注意が必要です。
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