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ご存知ですか?キャベツの加熱は煮るより蒸したほうが栄養満点!

蒸しキャベツ
年中店先に並び、比較的お値段も手頃なキャベツ。
実はとても栄養豊富です。

しかしそんな豊富な栄養も、調理の仕方で
摂れなくなってしまう場合があります。

キャベツには、いろいろなビタミンとカリウム、
食物繊維などが含まれています。
ビタミンのような栄養素は、水に溶けやすく、
熱に弱い性質を持つものがあるために
加熱すると栄養素が減少してしまうのです。

そのため、加熱する場合は茹でる、煮るといった方法よりも
蒸して食べる方が、溶け出た栄養素も食べることができます。

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女性の体に影響を及ぼす!?キャベツを生で食べると危険?


キャベツには、主にビタミンC、ビタミンK,ビタミンU、カリウム、
食物繊維が含まれています。

生のキャベツで想像するのは、特にお肉料理の付け合わせです。
唐揚げや、豚カツなどの横に盛り付ければ、
ボリューム感が出ますし、見た目もきれいです。

また、焼き鳥屋さんでは、生キャベツに塩や特製だれをかけたメニューがあります。
座席についたら、先付でキャベツが出てくるところもあります。

このように、生のキャベツをお肉と一緒に摂ると
体にうれしいことがあります。

それは、キャベツの持つビタミンUが胃の粘膜を保護してくれ、
食物繊維が腸に働きかけ、お通じをよくする事。

消化に時間のかかるタンパク質と一緒に摂ることで
胃や腸の働きを活発にし、消化をスムーズにしてくれる
理にかなった食べ方なのです。

しかしこのように栄養豊富な生のキャベツですが、
食べ過ぎは要注意です。

生のキャベツには体を冷やす性質があります。
女性にとって、冷えは大敵。
むくみやすくなりますし
特に冷え性の方は摂りすぎに注意が必要です。

また食物繊維と水分が多く含まれるため、
下痢をしやすくなります。

反対に、食物繊維を摂りすぎて、便秘になりやすいことも。

食物繊維を多く含むキャベツは便秘予防に
ひと役かってくれます。
便秘気味の人は生のキャベツを毎日適量摂ることで
便秘改善に繋がるでしょう。

ただ、便秘気味の人が食物繊維を摂り過ぎて
症状が悪化する場合もあります。

食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維があります。
便秘気味の人が摂りすぎに気をつけたいのは、
不溶性食物繊維の方です。

便秘の人は腸のぜん動運動機能が弱まっています。

便のかさを増す不溶性食物繊維を摂り過ぎると
さらに動きが悪くなり、腸内に長くとどまることで
便が硬くなり、便秘をさらに悪化させてしまうので
注意が必要です。

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キャベツが栄養ないって本当!?キャベツの栄養価と食べ方


栄養がないなんて事はありません。
キャベツは、主にビタミンC、ビタミンK,ビタミンU、カリウム、
葉酸、食物繊維が含まれ、むしろ栄養価の高い食材です。

春キャベツ、夏キャベツ、冬キャベツ、
ほぼ年中手に入りやすいキャベツ。
栄養豊富で万能なキャベツの栄養を損なうことなく摂るために
キャベツの栄養価と食べ方を知っておくと為になります。

ビタミンCはお肌にいいと聞いたことがあると思います。
体内で作ることができないため、
食事で摂る必要があるのですが、
体のさび『活性酸素』をとってくれる効能があります。

ビタミンUは耳慣れないと思いますが、
キャベジンという薬の名前になっているように、
胃の粘膜を保護する、胃酸の出過ぎを抑えるといった効能があります。

またビタミンKは骨を強くする働きがあり、
血液を固めるのに必要で、
傷などを早くなおしてくれるという効能があります。

次にカリウムは、腎機能を助けてくれる働きがあり、
体内の余分な水分、塩分を排出してくれる効能があります。

熱に弱いビタミンCや、ビタミンU、葉酸を摂るためには
キャベツを生で食べるとよいとお伝えしました。
生で食べるときの注意点は、水に長時間さらさない事です。

ビタミンC、ビタミンUとカリウムは水溶性ですので、
千切りキャベツを長時間水にさらすと、
せっかくの栄養を洗い流すのと同じ事。

はがしたキャベツの葉の汚れや、残留農薬を落とすため
軽く洗って、千切りにした後は長時間水にさらさず、
水切りも丁寧にしましょう。

そしてビタミンKは、脂溶性です。
油と相性がよいので、生のキャベツにドレッシングをかける、
油で炒めるといったお料理がおすすめです。

そして、お味噌汁や、スープに入れても、
ミンチと春キャベツをミルフィーユ仕立にしたりと
キャベツは万能ですね。

捨ててしまいがちな芯は、葉っぱの部分よりもなお、栄養を含んでいます。
薄くそぎ切りして、スープや、サラダに入れたり、
細く切って、ゴボウのきんぴらに加えたりしてみてください。

まとめ


年中、スーパーに並ぶキャベツですが、
春、夏、冬に合わせた品種があるからで、
秋は端境期になり、少し少なめです。

春キャベツは葉が柔らかく、水分を多く含むので、
生で食べるか、さっとオリーブオイルなどで炒めて
食感を残し、火を通し過ぎないようにするといいでしょう。

冬キャベツは寒さに負けないよう、
巻きがしっかりして、葉も茎もかたくなりますが、
加熱すると甘味がでますので、
スープや炒め物がおすすめです。

私は実家のお隣がキャベツ農家さんで、
よくおすそわけをいただいていました。
一人暮らしをし始めると、
野菜って結構高いなぁといつも思っています。

キャベツひと玉って、よく安売りされますが、
一人暮らしでは、冷蔵庫でも場所をとるし、
食べきるにも時間がかかりますので
たまに玉売りの物を買った場合は
千切り、炒め物用とそれぞれ袋分けして保存します。

普段はもっぱら千切りパックの大きめの袋を買います。
お弁当や、食事のサラダ用に千切りキャベツは欠かせません。

紫キャベツを調味酢で漬けて常備していますが、
それを混ぜると味がつくので、ほぼドレッシングいらずです。

それから、千切りだと火の通りが早いので、
目玉焼きの上にかぶせて、蓋をするとあっという間に
巣ごもりたまごができます。

時間がないときのスープや、お味噌汁といった汁物、
残り物の豚バラを上にのせ、蒸したりとなかなか重宝してます。

キャベツそれ自体は味や癖があまりないので、
扱いやすい食材です。
食事にどんどん取り入れて栄養を摂りましょう。

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