毎日のバスタイム、心身ともに疲れが癒されてとっても気持ちがいいですよね。
さらに、お風呂に入浴剤を入れることによってリラックス効果や血行促進効果など、様々なメリットが期待できるのです。
ただし入浴剤はメリットだけでなく、成分によっては浴槽の変色や、パッキンを傷めるなどのデメリットもあるので注意が必要です。
ここでは、入浴剤を入れたお風呂を安心かつ快適に楽しむために、入浴剤を入れた場合のメリット&デメリットをご紹介しますね。
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芯までポカポカ!入浴剤を入れるメリットで得られるその効果とは
お風呂で楽しむ入浴剤には様々なタイプのものがあり、それぞれを入れた場合のメリットが異なります。
そこで、以下に入浴剤の種類とそれぞれの種類により得ることができるメリットを詳しくご紹介しますね。
最初に紹介するのは、硫酸ナトリウムや硫酸マグネシウムなどが配合されている無機塩類系入浴剤。
この入浴剤は粉末タイプや顆粒タイプのものが多く、配合されている塩類によってお肌に膜ができて、その膜のおかげで体温をキープする保温効果が期待できるというメリットがあります。
次に紹介するのは、ブクブク炭酸の泡が出るタイプの炭酸ガス系入浴剤です。
配合されている成分は炭酸ナトリウムや炭酸水素ナトリウムで、形状は粉末や顆粒タイプの無機塩類系入浴剤とは異なり、錠剤タイプとなっています。
市販されている商品でいえば、ネットショップのアマゾンでも販売されているバブなどが炭酸ガス系入浴剤に当たるでしょう。
アマゾンでは、1箱に4種類の錠剤が48個入ったものが売られていました。
このバブなどの炭酸ガス系入浴剤を入れて入浴した場合のメリットは、炭酸ガスが血管を拡張することで全身の新陳代謝が促進される点です。
全身の新陳代謝が促進されると、身体の痛みや疲れなどが和らぐというメリットがあります。
日頃から、疲れがたまりやすい人にとって、疲れや痛みを和らげるというのはうれしいメリットですね。
次にご紹介するのは、薬用植物系入浴剤を入れた場合のメリットです。
そもそも薬用植物系入浴剤というのは、トウキやボウフウ、チンピやカミツレ、ハッカなどの
薬草やハーブが入っている入浴剤のこと。
これらの生薬をそのまま刻んで入浴剤に入れたものや、成分を抽出して配合しているものなど様々なタイプの入浴剤があります。
この薬用植物系入浴剤のメリットは、配合されている生薬によって異なりますが、例えば配合されているのがトウキやチンピの場合は血行促進効果が期待できるというメリットがあります。
次にご紹介するのはパパイン酵素やパンクレアチンが配合されている酵素系入浴剤。
このタイプの入浴剤は無機塩類と一緒に配合されて使われているものが多く、皮膚に無理な刺激を与えることなくキレイにすることができるというメリットがあります。
次にご紹介するのは、暑い夏に使うと湯あがりがさっぱりするタイプの清涼系入浴剤。
この清涼系入浴剤には、l-メントールや炭酸水素ナトリウムなどが配合されており、無機塩類系入浴剤のような顆粒や粉末タイプや炭酸ガス系入浴剤のような錠剤タイプがあります。
この清涼系入浴剤を使用して入浴すると、入浴後お肌がサッパリして気持ちいいというメリットが。
最後にご紹介する入浴剤のタイプはスキンケア系入浴剤。
このスキンケア系入浴剤には、お肌の調子を整えるセラミドや米胚芽油、スクワランやホホバ油、植物エキスなどが配合されています。
これらのお肌に優しい保湿成分が入浴中にお肌に浸透し、カサついたお肌に潤いを与えてくれます。
冬場などお肌のかさつきが気になるときに、このスキンケア系入浴剤を使えば、お肌の潤いをキープすることができるというメリットを得られるでしょう。
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浴槽が傷む?入浴剤でのデメリットは含まれる成分にあり!
血行促進、疲労や痛みの緩和、スキンケアなど、メリットいっぱいの入浴剤ですが、実は入浴剤を使うことによるデメリットもあるのです。
それは、入浴剤の成分によっては浴槽が傷んでしまう恐れがあるというデメリット。
入浴剤のほとんどは一般的に市販されているユニットバスで使用できるのですが、成分によっては浴槽の色が変わってしまったり、パッキンが傷んだりすることも。
さらに、水漏れが起こるデメリットが発生する場合もありますので、浴槽によっては入浴剤の使用に注意が必要な場合があります。
これらの入浴剤によるお風呂周りのトラブルを避けるためには、入浴剤は浴槽の底が見えるぐらい透明度の高いものをチョイスすることが重要です。
濃い色の入浴剤だと浴槽に色うつりしてしまう恐れがありますので注意が必要。
さらに、入浴剤を入れて入浴した後はすぐに浴槽を清掃し、定期的に配管や風呂釜もお掃除することで入浴剤によるお風呂周りのトラブルを防ぐことができます。
あと、入浴剤を入れた状態で追い炊きやジェットバスを使用すると給湯器にトラブルが発生する場合がありますので、これらの機能を使うときは入浴剤の使用は厳禁です。
避けたほうが良い入浴剤に配合されている成分は、硫黄や炭酸、アルカリ、白濁系のもの。
特に硫黄が配合されている入浴剤は、給湯器に使用されている銅と化学反応を起こして腐食を進めてしまう恐れがあり、白濁系の成分は給湯器に入りこみ部品を壊したり感度を悪くしたりする恐れも。
お風呂を傷めることが心配であれば、硫黄や炭酸、アルカリ、白濁系の成分が配合されている入浴剤の使用は避けたほうがベターでしょう。
また、浴槽が木製や大理石の場合も入浴剤の使用は注意が必要です。
木製の場合、白濁系の入浴剤を使用すると成分が付着して取れなくなってしまう恐れがあり、大理石の場合は入浴剤がシミになる恐れがあるので使用は控えておいたほうが良いでしょう。
まとめ
入浴剤を使用しての入浴は、血行促進やスキンケア、疲れや痛みの緩和など、メリットいっぱいですが、配合されている成分によっては浴槽や給湯器が傷むというデメリットもあります。
入浴剤を使用した後はすぐにお風呂を洗う、透明度の高い入浴剤を使用するなど、上記でご紹介しました注意点に気をつけて使用すればご家庭で入浴剤を使った入浴を楽しむことができるでしょう。
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