弘法市にはたくさんの骨董商人が集まります。
古着や茶道具、書道具、古書があつまるので骨董好きにはたまらないイベントとなるようです。
その他にも日本全国からあつまった豆類、お茶、お菓子、乾物等は大きなデパートでもみられないような珍しい商品がたくさん並ぶ為毎月大勢の人達でにぎわいます。
お茶の屋台なら日本全国からあつまった緑茶、煎茶、ほうじ茶。
国内だけではとどまらず烏龍茶や花茶なども売られるのでお茶好きにはたまらない店となるようですね。
乾物のお店も1店、2店だけにとどまらずマンゴ、トマト、いちご、ぶどう、パイナップル、バナナを乾燥させた果物の乾物屋にはお菓子作りやパティシエが足を運び、あじ、いわし、海老、ほたて、アワビなどの魚介類の乾物屋のお店には、酒飲みが集まるという状態です。
また京都ならではの佃煮のお店の商品も充実していて、ちりめん山椒、昆布の佃煮というご飯の友が好きな人にはたまらない商品が顔を並べます。
縁日も中盤以降に差しかかり3時を過ぎる頃になると大幅な値下げが始まります。
弘法市は昼からでかけて3時以降に買い物を始めるというスタイルが一般的なようです。
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そもそも弘法市とは、毎月21日に京都・東寺で開催されている縁日で、地元の人達はみんなこのイベントのことを「弘法さん」と呼んで、昔から地域の人達の楽しみの一つとなっています。
東寺を設立した弘法大師の命日である21日に通年行事として毎月催されている、骨とう品をはじめとする店が開かれる縁日のことです。
基本的に縁日の場所での入場料は無料となっています。
東寺 弘法市の場所、アクセス、駐車場
場所は京都駅から徒歩で15分ほどの東寺。門をくぐるとたくさんの露天が並びます。
駐車場は完備されているのですが、ほぼ使用は不可能でしょう。
近くにコインパーキングもあるのですが、すぐに満車となるのであまり期待しない方がいいと思います。
車で行くのなら京都駅近辺にたくさん駐車場があるので、そこへ駐車してから徒歩かタクシーで行くのがおすすめです。
弘法市の混雑状況
東寺は敷地も広大で露天も広い間取りで開店されるので、不快を感じる混雑はないのですが、一年の最後の弘法市である12月の「しまい弘法」と弘法大師の本当の命日である3月21日はいつもよりも多くの露天が並びますので混雑が予想されます。ですがそれはそれでとても見応えのある縁日となるでしょう。
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弘法市の食べ物
弘法市にはグルメの屋台もたくさん並びます。定番の回転焼きや焼き鳥はもちろんなのですが、春になると焼きたけのこの屋台も顔を連ねます。
割り箸にさされたおおきな竹の子にみそをつけると「弘法市にきてよかった」という思いになります。
きちんとレストランでお食事をしたいという方は東寺から歩いて5分のところにイオンモールがありますので、その中のグルメストリートへ行けば和洋中好きな物を食べることができるでしょう。
弘法市の楽しみ方
弘法市には上記で説明したのでは足りないくらい多数のお店が並びます。骨董、陶器、食べ物、衣類、盆栽等なんでも並びます。
敷地内では飽き足らず、東寺の門の外にも露天が並ぶ始末です。
一通りの店をみるのにだいたい2時間から3時間くらいかかりますので、昼からでかけて一通りの店をみて、値段が大幅に下がる3時以降に目をつけていた商品を購入するのが一番賢い方法ではないでしょうか?
一度行くと病みつきになつこの弘法市は京都の人達にとっては毎月楽しみなイベントの一つです。
他府県からの観光者も訪れるようなので出会いも広がるのではないでしょうか?
雨天時は小雨なら決行されているようですが、みんなが傘をさしてとても混雑な状態になるのであまり行くことをお勧めしません。
まとめ
弘法市はご夫婦で、お友達と、家族と、カップルでとどなたが訪れても楽しめるイベントです。老若男女問わず楽しめるイベントなのでぜひ一度足を運ぶことをお勧めします。
子供の頃買ってもらえなかった懐かしいおもちゃ。
趣のある陶器。
珍しい食材等に出会えるかもしれません。
各商品も3時を過ぎると大幅に値段が下がったり、おまけがついたりと楽しいことがたくさん続きます。
きれいなデパートでお買い物もいいですが、たまにはこういう庶民的な環境で弘法大師に見守られながら満喫するのもいいでしょう。
4月には東寺名物のしだれ桜が花をさかせます。
この世のものとは思えない風景を目の当たりにすることができるのもこの弘法市に魅力の一つです。
暖かく、過ごしやすい日にはぜひこの京都名物の弘法市に足を運び、目、舌、体を楽しませてあげてください。
圧倒的な商品の多さなのできっとお気に入りの商品が見つかることでしょう。
縁日とは縁を結ぶところ、きっとあなたにとって良縁の商品が見つかることは間違いありません。
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