小学生のお子さんの筆箱、まだ買って間もないのにふたを開けたら真っ黒でびっくり!
こんな経験ありますよね?
特に小学生低学年だととがった芯の鉛筆が数本と消しゴムぐらいの中身なのに…。
ところが筆箱の黒い汚れの原因は、大半がこの鉛筆の芯によるものなのです。
筆箱にも形や材質の違う物がいろいろありますが、小学生はビニール製の箱型のものを勧められるのではないでしょうか?
ふたはビニール製で中の箱はプラスティック製が多いようです。
ブック型でふたを明けると一本ずつ挿していく輪っかや固定されたキャップがあり、端には消しゴムを入れる仕切りがあります。
これをランドセルに入れて、そのランドセルを担いで歩いたり走ったりすれば、筆箱の中で鉛筆が上下に激しく動きます。
そのため芯の跡や、振動で折れた芯があちこちに模様を描きます。
これが汚れの原因でしょう。
実は、この鉛筆の芯の汚れは家庭にあるものでほとんど落とせます。
それは家中のお掃除にも大活躍の100均アイテム・・・メラミンスポンジです。
このメラミンスポンジに少し水を含ませ、軽くこすると、ある程度落ちますよ。
水で落ちなければ、薄めた台所用洗剤をつけたメラミンスポンジで落とせます。
小学校低学年のお子さんがよく使っている、箱型のビニール製の筆箱の汚れの落とし方をお伝えしました。
では次に、他の素材や鉛筆汚れ以外の汚れの落とし方をみていきましょう。
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汚れも素材も種類は様々!筆箱の掃除の仕方をお悩み別にご紹介!
家の中のお掃除と同じように、汚れと素材に合わせた落とし方をすることが時短にもなり、素材を傷めず長持ちさせる秘訣です。
真っ黒になった鉛筆汚れは、
鉛筆なら消しゴムで消せるだろう!
というレベルではありません。
例えばノートに鉛筆でぐるぐる塗りつぶすように描いたものは、消しゴムで消そうとすると、だんだん消しゴムの方が真っ黒になり、ノートは綺麗に白くはなりませんから。
では筆箱の素材毎に汚れの落とし方をみていきましょう。
【ビニール製】
素材はビニールでも加工の仕方で洗剤に弱い物もありますので、変色したり生地が傷んだりしますので要注意です。
メラミンスポンジの使用でこすれが起きる場合もありますので、柔らかい布で汚れをはたくように落とします。
薄めた中性洗剤を布に含ませ拭いていきます。
【布製】
布製品はほとんど洗えますが、色落ちや、型崩れなど少なからずダメージはあるものと思います。
まずは中に付いているタグで水洗い可能か確認しましょう。
中身を全部出した布製筆箱を裏返して、繊維に入り込んだ鉛筆の折れ芯や粉などを落とします。
なかなか取れない物は柔らかい歯ブラシなどを使って払い落とします。
体温ぐらいのぬるま湯に、固形石けんや中性洗剤などを溶かし泡立てます。
その中に筆箱を入れ、手洗いします。
この時も気になる汚れは歯ブラシでやさしくこすって落とします。
後はよくすすいで水気を切り、形を整えて乾かします。
同じく布製の筆箱を誤って油性ペンなどで汚してしまった場合は、当て布の上に筆箱を置き、ベンジンを少しつけて上からたたくようにして、当て布に汚れを移して取ります。
衣服に付いたシミを落とすのと同じ要領です。
【合皮】
筆箱の素材が合皮の場合は、軽めの汚れなら、消しゴムで軽くこすって落とします。
それでも落ちない汚れは、セスキ水とメラミンスポンジ。
またまた100均アイテムの力を借ります。
セスキ水を軽くスプレーしてメラミンスポンジでやさしくこすって落とします。
くれぐれも力を入れ過ぎないように。
丸洗いはできないので、仕上げは乾いた柔らかい布で吹きあげます。
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掃除の後は綺麗を維持したい!筆箱の中身を汚れないようにする方法とは?
筆箱が汚れているということは、中身の鉛筆や消しゴムの廻りも汚れていることが想像できます。
綺麗になった筆箱に汚れたものを入れたら、またすぐに真っ黒になります。
中身の廻りも綺麗にしてから、筆箱に入れましょう。
あとは鉛筆の芯がむき出しなのが鉛筆汚れの原因ですから、鉛筆にキャップするのがよいでしょう。
今の筆箱はロケットの発射台のような固定のキャップが付いている物がありますので、そういった仕様のものを選んでそこに納まるだけの本数をいれるのがよいでしょう。
そうはいってもそんなところまで意識するのは、低学年のお子さんには難しいかも知れません。
そこできれいな包装紙を切って入れるとか、マスキングテープを底に貼るのも手っ取り早い汚れ防止策になります。
また、高学年になると筆箱に入れ持ち歩く文具が増えてきます。
三角定規などの定規類を使った後は、鉛筆やその他の筆記具のカスやインクが付いています。
これも使った後はティッシュなどできれいに拭いて入れるとよいでしょう。
鉛筆の芯の汚れや赤鉛筆の芯、ボールペンのインク、いろいろな汚れが混じると単体よりも頑固な汚れになってしまいます。
きれいにして納める癖をつけると汚れも付きにくくなります。
まとめ
筆箱の汚れの落とし方や綺麗に保つ方法をお伝えしました。
大切なのは汚れの種類と素材を確認して、それぞれにあった方法で落としていくことです。
自分が小学生の時は、鉛筆削りで削った芯が、使う前に折れるのが嫌でそれぞれキャップをしていたので、そんなに筆箱の中が汚れることはなかったように記憶しています。
折り紙や包装紙を切って、下に敷いていたことや、折りたたんだティッシュやポンジを芯の当たる部分に挟んでいたこともあります。
消しゴムかすや、折れた芯で机やダイニングテーブルが汚れるのが嫌だったので、下に新聞紙を敷いて宿題をしていたこともありました。
今思い返せば、変な子です。笑
ちなみに子供の筆箱の汚れ具合を見てみました。
就学前の子供の筆箱は連結した固定のキャップに鉛筆を納めるタイプの筆箱で、期待(?)したほどの汚れはなく、メラミンスポンジで軽く落とせる程度でした。
筆箱を汚さない工夫をして、筆箱の汚れをたまには落として、お気に入りを大事に使う心を育ててあげてくださいね。
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