ここ最近になって、お正月のお年玉の他に「お盆玉」というものが現れました。
親にとってはこれ以上よけいな出費が増えては困るのですが、孫の顔を見たいおじいちゃん・おばあちゃんにとっては、新たなアイテムの出現になりそうな気配です。
今回はお盆玉についての基礎知識を記事にしてみました。
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お盆玉は郵便局が仕掛け人?
2014年7月14日から全国の郵便局で「お盆玉袋」の販売が開始されました。
夏、特に帰省する人が多いお盆、子どもや孫におこづかいをあげるためのおこづかい袋=ぽち袋として数量限定で発売されました。
てっきり郵便局が仕掛けたのかと思ったのですが、実はそれより4年前の2010年に文具や紙製品のメーカー「マルアイ」が、うちわや金魚などの夏の風物詩がデザインされたお盆玉袋を発売していました。
商標登録もマルアイがしているので、「お盆玉」の発祥はこちらでしたね。
お盆玉はいつから始まった?
「お盆玉」という言葉が使われるようになったのは2010年からということになりますが、お盆休みに子どもにおこづかいをあげること自体は江戸時代からあったことでした。
一部の地域(山形県と言われています)で、夏に主が奉公人に衣類や履物などをあげていた風習が、昭和に入って子どもにおこづかいをあげることへと変わったそうです。
限られた地域ではありましたが、「お盆玉」のルーツはずい分昔からだったわけですね。
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お盆玉の相場は?
さて気になるのは「お盆玉」の相場なのですが、まだ日が浅いうえに定着しているとも言えない状況なので、お年玉ほど相場はできあがっていません。
今のところお年玉よりはワンランク下の金額を入れることが多いようです。
ただし、渡すとしたら、ということなのです。
というのも、例えばお年玉のように親戚の子どもにもあげた場合、相手の親も気を使わなければならない状況になりますよね。
だから今のところは周りの様子を見てからのほうがいいかもしれません。
まとめ
おじいちゃん・おばあちゃんが孫にあげるお盆玉は、またちょっと事情が違うと思います。
経済的な余裕という面でも、もともとおこづかいをあげたり物をプレゼントしたりしていたことも少なからずあったと思います。
もちろん人によりますが。
ちなみにわが家の小学生の子どもの場合、はじめてもらったお盆玉袋には「500円玉」が1枚入っていましたが、それでも喜んでいました。
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