おわら風の盆は毎年、前夜祭が8月20日から30日まで、1日お休みをはさんで本祭が9月1日から3日まで行われています。
300年前から続いていると言われているこのお祭りは、歴史を感じさせる景観をもつ坂の町で行われ、三味線と胡弓、そして哀愁を帯びた唄に合わせて踊り明かす、落ち着いた雰囲気のお祭りです。
しかし人口数千人の地域に20万人を超える見物客が訪れるため、時間帯によっては騒然とした状況になることもあります。
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おわら風の盆でのおすすめ
おすすめの時間帯は15時から17時までです。
人出のピークとなる18時から22時までを避け、比較的空いている昼間のほうがまだゆっくり見ることができます。
夜に灯る雪洞の明かりのなかでの風情は捨てがたいのですが、昼間の時間なら、おわらの次代を担う可愛らしい子どもたちの踊りを見ることができるのもいいです。
何しろ夜間の混雑ぶりは激しく、人だかりのために見える見えないで殺伐とした雰囲気になることもあります。
おわら風の盆本来の風情は、むしろ昼間のほうにあるかもしれません。
おわら風の盆の楽しみ方
10の旧町と福島の、合わせて11支部(町)では別個に運営されているので、それぞれに違う趣があります。
それぞれの町の歴史が踊りや衣装に反映されていて、景観にも町ごとに特徴が出ています。
時間があればそれぞれの町を散策したいものです。
また歩き疲れた時には諏訪町にある、桜の名所としても知られる城ヶ山公園で一休みするのもいいでしょう。
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おわら風の盆の注意点
会場では収容能力などが限られていますので、行けば何とかなるだろう的な考えで行くと立ち往生してしまう場合もあるので注意しましょう。
車で行ったけど指定駐車場が満車、交通規制で身動きがとれないなど、気をつけないと踊りを見るどころでは無くなってしまいます。
それからお食事処は非常に混みます。
八尾旧町にはコンビニが無いので、買い物は会場に行く前に済ませておいたほうがいいです。
また休憩所もありません。
なので雨が降った場合踊りは中止になりますが、町中の見物客を収容してくれる施設が無いので道端に立ちつくすことになります。
豆知識
富山市八尾町ではおそばが特産品です。
八尾そばは同じ富山県、氷見市の氷見うどんとならぶ、昔からの伝統の名産品です。
本来なら八尾町のお蕎麦屋さんでいただきたところなのですが、おわらの時では難しいでしょうね…
http://irohanihohe.com/371.html
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