寒くなってくると風邪やインフルエンザにかかる方が増えてきます。
体が冷え体温が下がると免疫力も低下し、ウイルスの増殖を許してしまうのです。
風邪やインフルエンザの予防には、手洗い・うがいによってウイルスの侵入を防止することも大事ですが、体温を上げておくことで免疫力を高めておくことも大切です。
「冷えは万病のもと」とも言われています。
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冬の風邪の予防は食べ物で
体温の維持と食生活は密接な関係があります。
例えば好き嫌いの多い方にありがちなのが、緑黄色野菜や海藻類は食べずに、白米や麺類などを好んで食べるていると、ミネラル類が不足するために体内の酵素がうまく働かず、エネルギー代謝が低下して体温が上がりにくくなります。
それから特に現代人の場合はストレスによって体温が下がってしまうことがあります。
そんな時には玄米、かぼちゃ、じゃがいもなどに含まれている、ストレスを軽減するGABAという成分がいいです。
その他に体を温めてくれる食材には、しょうが、にんにく、唐辛子、そしてねぎ・玉ねぎと根菜類。
これに腸内環境を整えてくれる発酵食品の味噌があれば、スキー場などでは定番の豚汁になります。
寒いところでの人気メニューには、それなりの理由があるんですね。
風邪の予防は体温を上げて
体温が1℃下がると免疫力は30%も下がると言われています。
体温の低下によって血液の流れが悪くなると、風邪やインフルエンザのウイルスを撃退してくれる白血球が素早く集結しにくくなるのです。
寒くなると風邪などを引きやすくなることには、このような理由がありました。
低体温を防ぐためには先に紹介した食べ物による方法の他、実はもっと効果的な方法があります。
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風邪の予防に筋トレ
人間の体の中にある熱発生源の最たるものは筋肉です。
なので現代人に多い運動不足は、ストレスと共に筋肉量の低下を招き、結果として体温の低下につながっています。
ちなみに、そうなると基礎代謝も低下するので内蔵に脂肪がつきやすくなり、そしてメタボにもなりやすくなるということで、冷えはまさに現代病の諸悪の根源だったのです。
体温を上げるための運動は、そんなにハードな必要はありません。
朝の30分のウォーキングで十分です。
…簡単ではないかもですね。
習慣になってしまえば不可能な事ではありませんが、手始めには通勤時に一駅歩くとか、車のチョイ乗りをやめて歩くとか、できるところから少しずつでも始めることが大切です。
また全身の筋肉の70%を占める下半身を鍛えるということでは、スクワットも効果的です。
これもハードなトレーニングは必要なく、ゆっくり30秒かけて沈み込み、同じく30秒かけて伸ばします。
これを3セットできれば十分です。
まとめ
風邪やインフルエンザの予防には、免疫力を高めることが大事です。
そのためには体温を上げておくこと。
体を温める食べ物と、下半身の筋肉を鍛えることが効果的です。
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