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乳酸菌がインフルエンザを予防する?免疫力を上げる種類は?

飲むヨーグルト
佐賀県の小中学生に約半年間、全登校日にR-1乳酸菌入りヨーグルト飲料を飲ませたらインフルエンザの感染率が減ったという結果報告が2011年に発表されてから、インフルエンザの予防のための乳酸菌への期待が高まっています。

また各食品メーカーなどからも次々と新しい乳酸菌入りの製品が発売されている状況です。


学校へ通っている限りはどうしても集団感染の可能性があり、手洗い&うがいだけでは心もとないと思っている方も多いのではないでしょうか。

そのような中、乳酸菌をとることで少しでもインフルエンザの感染リスクを減らせるのなら試す価値はありますね。

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インフルエンザが乳酸菌を予防する?


インフルエンザの感染を予防するには、まずウイルスが体の中に入らないようにすることで、手洗い&うがい、そしてマスクの着用などが該当します。

その次に、たとえインフルエンザに感染しても発症しないように、また発症しても軽く済んで重症化しないようにするために、免疫力を高めておくことです。

そのためには十分な睡眠、栄養バランスの良い食事、適度な運動が大切、なんてことはもうご存知ですよね。

それから予防接種も特定のインフルエンザに対する免疫力を高めておくことになります。

さらに+αとして、ビタミンCを多くとる、βグルカンを積極的にとる、そして乳酸菌をたくさんとるという方法があります。

これらは抵抗力を高めるための方法です。


インフルエンザには免疫力を乳酸菌で高める


乳酸菌がインフルエンザの予防に良いのは、簡単に言えば乳酸菌が体内の免疫細胞を刺激することで、免疫細胞が活性化して免疫力が上がり、インフルエンザウイルスなどの撃退力が高まるからということです。

乳酸菌が直接インフルエンザウイルスをやっつけてくれるわけではないのですが、だからこそこれといった副作用もない安全な方法だと言えます。

さらに、実は生きて腸まで届く必要もないのです。

免疫細胞を刺激するのは乳酸菌の菌体・ボディなので、生きてなくても腸まで届けばそれでいいのです。

だからたまに言われていることで、乳酸菌をとっても胃酸で死滅するから効果がないというのは、免疫力の向上に関して言うのであればあてはまりません。

安心して乳酸菌をとってください。


ちなみにβグルカンも同じ仕組みで免疫力を高めます。

つまりβグルカンの細胞壁が免疫細胞を刺激するのです。

βグルカンは、まいたけ・しいたけ・エリンギ・なめこ・ひらたけなど、きのこ類に含まれているので、毎日のお食事にお好みのきのこを入れていただければ良いと思います。


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インフルエンザと乳酸菌の種類


インフルエンザウイルスという名前のウイルスがあるように、乳酸菌という名前の菌があるわけではありません。

主に糖を分解して乳酸を作り出す菌を総じて乳酸菌と呼んでいます。

人間の腸の中で活躍している乳酸菌は、おなじみのビフィズス菌です。

ヨーグルトではブルガリア菌やガセリ菌などが有名ですね。

その他にもたくさんある乳酸菌の中から、各メーカーさんでは免疫力向上に効果が高い菌などを選び出して商品化しています。

正式名称はBifidobacterium(ビフィズス菌)のように親しみにくいので、プロテクト乳酸菌とか、プラズマ乳酸菌とか、メーカーさんが強そうな名前をつけています。

免疫力向上に期待できる種類では、

キリン … プラズマ乳酸菌

カゴメ … ラブレ乳酸菌

明治 … 1073R-1乳酸菌

など。

明治はこの他にも、LB81とかLG21とか記号でつけるのが好きみたいです。


まとめ


インフルエンザの予防接種をしていても流行の型と違っていたり、新型インフルエンザが流行したりするとその効果がありません。

人間がそれぞれ持っているウイルスに抵抗する力、免疫力を高めておくことが最大の予防策と言えそうです。

どの乳酸菌が一番効果的なのかは人それぞれになりますので、色々試してみるのがいいと思います。



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