北海道新幹線の開通により、函館を中心とする道南地方へのアクセスが便利になり、この方面への観光がより身近なものになりました。
さて広大な北海道には、観光名所が各地に散らばっていて季節ごとの楽しみ方が様々にあります。
春は桜。
桜の名所もいろいろありますが、北海道を代表する桜の名所の筆頭と言えば、「松前公園」の桜ではないでしょうか。
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松前公園の桜
桜の名所「松前公園」には約1万本の桜が植えられており、またその品種は250種と多品種になっているのが特徴的で、本数・品種ともに北海道最大級です。
多品種のために開花時期に時差があり、早咲きから遅咲きまで比較的長期間にわたって花見を楽しむことができます。
桜の見ごろは例年4月下旬から5月下旬頃までで、特に毎年4月29日~5月20日頃には「松前さくらまつり」が開催され、「武者行列」や「春の松前物産フェア」、そして夜間には「松前城プロジェクションマッピング」など、各種イベントが行われます。
松前公園へ北海道新幹線に乗って
さて北海道新幹線に乗って松前公園へ行くとすると、最短で直行するには終点の函館北斗駅までは行かずに、木古内駅で下車します。
そして木古内駅から「松前出張所」行きの函館バスに乗り、「松城」で下車します。
バスの所要時間は1時間半程度、バス停から松前公園まで徒歩約10分です。
バスは1時間に1本程度になります。
(時刻表は最新のものをご確認ください。)
>>> 函館バス 時刻表検索
バス以外の移動手段には、木古内駅からレンタカーで松前公園に向かう方法もあります。
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松前公園へのアクセス
木古内駅から松前公園までは約56㎞、所要時間は1時間強程度。
国道228号線をひたすら走ります。
道の駅情報としては、まず北海道新幹線木古内駅の前に道の駅「みそぎの郷 きこない」があり、レンタカー会社もそばにあります。
ここでドライブの準備を整えて、駅前通りから国道228号線を松前に向かい、しばらく海岸線を走ると知内町役場の手前から一度内陸へ入り、程なくして道の駅「しりうち」があります。
そして20分ほどで次にあらわれる道の駅は「横綱の里ふくしま」です。
ここは「千代の山」と「千代の富士」の両横綱をテーマにした記念館が併設されています。
そして最後、目的地の松前には道の駅「北前船 松前」があります。
松前の道の駅まで行くと松前公園へ行くにはちょっと通り過ぎているのですが、人気メニューの「海鮮桜華丼」や「大漁くん丼ぶり 」など、松前で獲れたマグロ・イカ・ウニ・アワビなどの海鮮丼をいただけるお食事処になっていますので、お昼時でしたら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
実は松前は、あまりアクセスの良いところとは言えないかもしれません。
バスか車で行くしかないのですが、しかしながら他所では見ることができないほどの見事な桜の名所なのです。
また松前に向かう道中にも桜並木があり、のんびり車の窓から眺めることもできるでしょう。
移動に不安がある場合には、各旅行会社の”お花見ツアー”を利用するのもおすすめです。
時間の制約などはありますが、松前に限らず函館の五稜郭公園など、他のお花見スポットも巡ってくれます。
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