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父の日はいつから始まった?

父の日
母の日と比較して、父の日は印象に残りにくいと感じる方もいるでしょう。

父の日がいつだったのか毎年忘れてしまうこともありますし、父の日がいつから始まったのか知らない人も多いかもしれません。

お父さんへの感謝を伝える素敵な機会でありながらも、母の日のようなはっきりしたイメージがないため、何を贈れば良いか悩むこともあります。

この記事では、父の日はいつから始まったのかやその由来、日本とは異なる国の父の日事情など、そして父の日に贈るプレゼントにおすすめの花、贈答の際のマナーなどについて紹介します。

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父の日はいつから?


父の日の起源には母の日が深く関わっています。

世界の多くの国で広く行われている父の日は、母親に感謝の気持ちを伝える母の日が影響を与えています。

母の日は1907年にアメリカで運動が始まり、1914年にアメリカ議会で正式に祝日として制定されました。

そして1909年、ワシントン州のソノラ・スマート・ドッド(ジョン・ブルース・ドッド夫人)は、母の日の存在を知りました。

彼女は母の日があるのに父の日がないことに疑問を抱き、父親にも感謝の気持ちを伝える日を提案しました。

彼女の父は南北戦争に従軍し、ソノラが兄弟姉妹を男手一つで育て上げた後、再び戦地に赴いて亡くなっていたのです。

1910年の6月に初めて父の日の式典が開催されました。

6月に開催されたのは、ドッド夫人の父親が6月生まれだったためです。


その後、1916年に大統領が父の日に関する演説を行い、一般にも知れ渡るようになりましたが、母の日とは異なり、父の日は公認となるまでには長い時間がかかりました。

1966年に当時のアメリカ大統領ジョンソンによって6月の第3日曜日が父の日に定められ、父の日が正式にアメリカで国の記念日に定められたのは、ドッド夫人の提案から60年以上経った1972年です。


日本で父の日が始まったのは1950年頃とされています。

初めのころは認知度が低かったのですが、1981年に設立された「FDC 日本ファーザーズ・デイ委員会」の活動やベスト・ファーザー イエローリボン賞の設立、デパートなどが販売戦略として取り上げるなどし、1980年代になると一般的な行事として広まっていきました。

父の日はいつ?


父の日は毎年6月の第3日曜日に設定されています。

具体的な日付は15日から21日の間で変動し、2024年は6月16日が父の日です。

次の6年間の父の日の日付は以下の通りです。

2024年: 6月16日
2025年: 6月15日
2026年: 6月21日
2027年: 6月20日
2028年: 6月18日
2029年: 6月17日

6月は祝日がなく多忙な月ですが、お父さんに日頃の感謝を伝えるためにも、父の日の日付を覚えておきましょう。

母の日と同じく早めにチェックし、カレンダーに記入しておくことがおすすめです。
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父の日に贈るプレゼントのおすすめは?


父の日の贈り物にはさまざまなアイテムがあります。

母の日では贈り物としてカーネーションが人気ですが、父の日にはどのようなアイテムが贈られるのでしょうか。

いくつか人気のあるギフトアイテムを紹介します。

フラワーギフト

母の日のカーネーションと同様に、父の日ではバラが一般的です。

アメリカでは、存命の父親には赤いバラ、亡くなっている場合は白いバラが贈られます。

一方、日本では父の日に黄色いバラが贈られることが一般的です。

これはFDC 日本ファーザーズ・デイ委員会が黄色いリボンを使ったキャンペーンを行い、「愛する人の無事を願う」「幸せ」「富」「希望」「尊敬」という意味が込められたことが影響しています。

ただし、黄色いバラにはポジティブな花言葉だけでなく、ネガティブなものもあるため、気を付ける必要があります。

花言葉が気になる場合は、ひまわりやスカシユリ、ガーベラなども良い選択肢です。

好みの食べ物や飲み物

父親の好みに合わせた食べ物や飲み物も人気の贈り物です。

例えば、うなぎや海鮮、お肉などの高級食材や、好みのお酒やつまみなどが含まれます。

実用品

父親のライフスタイルに合わせた実用品も喜ばれるギフトです。

夏に使いやすいポロシャツや甚平、ビジネスシーンで使えるネクタイや腕時計、ハンカチなどがあります。

父親の趣味がはっきりしている場合は、その趣味に関連したアイテムも考えてみましょう。

健康志向の父親には健康グッズも人気です。

夫婦で使えるプレゼント

母の日と父の日を一緒にお祝いするのも素敵なアイデアです。

夫婦で使える旅行券やペアアイテム、レストランの招待券などを贈ることで、夫婦仲の良さをアピールできます。

プレゼント・お花の金額相場

父の感謝の気持ちが大切であり、予算は関係性や節目の年齢を考慮して決めると良いでしょう。

プレゼント・お花のマナー

父の日のプレゼントには特別なルールはありませんが、一般的な礼儀やギフトマナーは守りましょう。

熨斗紙の付け方や表書き、包装の仕方に気を付けると、より丁寧な印象を与えることができます。

熨斗紙の選び方や、連名の書き方、包装の内熨斗と外熨斗の違いにも注意しましょう。

まとめ


各国で父の日の日付や習慣が異なります。

例えば、韓国では父の日や母の日の代わりに「両親の日」が設けられており、両親に揃って感謝の気持ちを伝えます。

台湾では父の日が8月8日に定められており、その理由は「バーバ」と「88」の発音が似ているためです。

そしてアメリカでは、父の日は日本と同じく6月の第3日曜日であり、赤いバラが存命の父親へ、白いバラが亡くなった父親への贈り物とされています。

日本では黄色いバラでしたね。

イギリス・カナダでは父の日にネクタイや靴下をプレゼントし、一緒に食事を楽しむことが一般的です。

イタリアでは父の日が3月19日であり、これは聖人「サン・ジュゼッペ」の祝日と関連しており、伝統菓子のゼッポレを楽しむ習慣があります。

ドイツでは父の日が「キリスト昇天祭」の日に行われ、父親たちが外で楽しむ機会となっています。

フィンランドでは11月の第2日曜日が父の日であり、手作りのプレゼントや手紙で感謝の気持ちを伝える習慣があります。

各国で根付いた異なる文化があり、バラエティに富んでいます。


父の日は、お父さんに日ごろの感謝を伝える大事な日です。

プレゼントや花を通じてしっかりとその思いを伝えることが重要。

母の日に比べると注目度は低いかもしれませんが、由来を理解し日付を覚えておくと、忘れることなく感謝の気持ちを伝えることができます。

特に今年は、お花やギフト、メッセージカードを通じて、普段なかなか伝えられない感謝の気持ちを表してみてはいかがでしょうか。

お父さんに喜んでもらえる素敵な贈り物を考えてみましょう。

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