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皮膚カビの症状と原因、そして治し方は?


ニキビができたと思ったら、実はカビだった…

いくら髪を洗ってもフケが出ると思ったら、実はカビだった…

乾燥肌かと思ったら、、実はカビだった…

大したことがないと思って放っておくと悪化することもあるので注意が必要です。

今回は、皮膚カビの症状と原因、そして治し方についてご紹介したいと思います。

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皮膚カビの症状は?


皮膚カビは他の皮膚トラブルと似た症状が出ることがあるので、それと気づくのが遅れることがあります。

胸・背・肩・脇などに小さいニキビのような赤い湿疹が集中的にできて、治りが悪かったり何度も出てたりするような場合や、皮膚が渇いてフケのようなものが出たりかゆみがあるようなときには、皮膚カビの可能性がある症状です。

また頭皮でも発症することがあり、いくら髪を洗っても頭がかゆくて脂っぽいフケが出て、ニオイも出ることがあります。

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これはカビによって皮膚が炎症を起こすことで角質の代謝が悪くなって、乾燥したり、フケのように角質がはがれ落ちてしまうからです。



皮膚カビの原因は?


皮膚カビの原因菌となるのは、だれのお肌の上にも存在する常在真菌のひとつ、「マラセチア菌」というカビの一種です。

湿度の高い梅雨から夏にかけての時期が好きなのは他のカビと同じで、さらにマラセチア菌は皮脂をエサにしています。

だから梅雨のころに症状が悪化するのなら、皮膚カビの疑いが強いですね。

皮脂が好きなマラセチア菌は、やはり皮脂の分泌が多い毛穴で増殖しやすく、体の中でも胸や脇の下、そして鼻の周りや頭皮でトラブルを起こしやすくなります。

そしてマラセチア毛包炎という、かゆみのある赤い湿疹がでる皮膚病の原因となる菌です。

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小さなニキビと思われることもあるマラセチア毛包炎ですが、カビが原因なのでニキビの薬は効果がありません。

抗真菌薬を塗ったり飲んだりする必要があります。


その他にも脂漏性皮膚炎として顔や頭皮に炎症を起こしたり、癜風でんぷうとして背・胸・首などに淡褐色班(茶色いしみ)や脱色素班(白いしみ)が現れることがあります。

いずれもお肌に常在するカビが原因となっている皮膚の病気です。

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皮膚カビの治し方は?


皮膚カビは湿気と皮脂を好みます。

しかしどちらもお肌の健康にも必要なものです。

ですから適度な潤いと適正な皮脂が分泌されるようにコントロールすることが大切なことになります。

〇洗いすぎない


体全体に言えることですが、とくに顔と髪は洗いすぎになりやすいので注意しましょう。

皮脂はお肌を守るためにあるので、落とし過ぎるとお肌が乾燥しやすくなり、また乾燥を防ごうとしてよけいに皮脂の分泌されてしまう原因となります。

洗浄力が強すぎるシャンプー、クレンジングなどには気をつけましょう。

また洗浄成分がお肌に残っていることもトラブルの原因となります。

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〇生乾きを避ける


髪を洗った後でタオルドライだけで放置していると頭皮がいつまでも湿った状態になり、カビが増殖しやすい環境になります。

洗髪後は速やかに、ドライヤーで髪の毛の根元までしっかりと乾かしましょう。

同じように、汗をかいた後で放置しておくことも厳禁です。

〇油脂と糖質の取りすぎに注意する


食事からとる油脂の量が多くなれば、お肌から分泌される油の量も増えます。

また血糖値が急上昇したときに分泌されるインスリンは、皮脂腺を刺激するので皮脂の分泌が増えるので、お米やパンに含まれるデンプンや、お菓子などに多く含まれる糖分も、摂り過ぎには注意が必要です。

そして皮脂の分泌をコントロールしてくれるビタミンB2・B6やビタミンCを多くとるようにするとよいでしょう。


まとめ


皮膚カビは健康なお肌の上にもいる常在菌です。

皮膚が汚れてたり、睡眠不足やストレスなどで免疫力が落ちると発症しやすくなります。

ニキビと間違われることもありますが、治療薬が異なるので気をつけなければなりません。

疑わしいときには早めに皮膚科で診察を受けましょう。


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