鹽竈神社帆手祭は奥州一ノ宮と称される、宮城県塩竈市にある東北随一の神社、塩竈神社で行われるお祭りです。
塩竈神社では毎年花祭り、帆手祭り、港祭りといった大きなお祭りが三つ開催されますが、帆手祭りはその中のひとつでもあります。
この記事では帆手祭りの見どころや楽しみ方、おすすめのアクセスやランチについてご紹介したいと思います。
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日本3大荒れみこしのひとつ
帆手祭りは毎年3月10日を祭日として行われるお祭りです。
祭りの起源は古く、天和2年(1682)塩竈が大火に見まわれた際に、港に出入りする船が減少し塩竈が衰退したことを期に、鹽竈さまに火災の鎮圧と景気回復を願うことを祈って始められ、現在は火伏せの祭りとして町内の厄除けと繁栄を祈願い行われ広く市民に受け入れら行われております。
祭りは日本3大荒れみこしとしても全国的に有名で、全国各地から祭りを楽しみこられる方も沢山おられます。
祭りでは1トン近くの神輿が繰り出されますが、その昔は1トン近くの神輿が街を練り歩き家々の軒等にあたり建物を壊すことが当たり前のようなお祭りでした。
それでも建物を破損をうけた家はその年は災難を免れると軒などを壊されても有難くご利益と受けとっていました。
近年では神輿も大分落ち着き神輿の通る沿道沿いに子供たちが神輿を見送っても神輿に当たるようなことはなくなり荒れ神輿の面影は少し少なくなった感があります。
祭りは毎年3月10日の11時の花火を合図に塩竈神社山門前から白丁姿の担ぎ手16人で担ぎ手が約1t以上もある神輿を担ぎ、202段の石段でできた表参道を下って市内を巡幸します。
帆手祭の見どころ
神輿の市内巡行も見所ですが、一番の見所はなんと言っても表参道である202段の急な石段を16人の担ぎ手で下りてくるところです。
神輿は毎年見に行きますが202段の石段を下る神輿はいつ見てもハラハラドキドキで見ているこちらが緊張してしまうほど迫力満点ですので是非多くの方に見て欲しいと思います。
また、塩竈さまの神輿は終盤にも大きなハイライトがあります。
それは、ハラハラドキドキの202段の石段を降りてきましたが、巡幸最期にこの石段を昇って本殿に帰っていくとき、他の他の地域では見られない神輿が見れますのでお勧めです。
石段を昇るころは既に周りは暗闇に包まれ、その中を神輿はライトアップされながら昇って帰っていくのですが石段を下るときとはまた違った趣があり、石段最上部にある赤い山門目指して昇っていく厳かな神輿の姿を見ると何故か神様の有難さを感じ思わず感謝の念を抱くのは私だけではないと思います。
(時間が許すなら是非見ていただきたいと思います。)
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塩竈神社へのアクセス
塩竈神社に行くにはアクセス方法は車か、JRです。
JRであれば、仙台駅から仙石線にて約30分のところにある本塩釜駅か東北本線、塩釜駅下車となります。
表参道で神輿を見るのであればどちらの駅からでも徒歩15分くらいで到着できます。
お奨めは食事処や街並みを楽しめる本塩釜駅です。
塩竈神社を参拝してからと言う方には本塩釜駅から緩やかな石段を昇る裏参道を通るコースが良いと思います。
車でこられる方は仙台駅からであれば国道45号線を松島方面に走り45分~1時間程度で塩釜市内に入ます。
市内に入ると45号線上に塩竈神社の案内看板が出てきますので看板に従って走っていただければ専用駐車場に到着できます。
高速道路を利用される方は三陸自動車道仙台港北IC(15分)か利府中IC(10分)、利府塩釜IC(10分)。
駐車場は第一から第三まであり約600台程度駐車可能です。
祭りの当日は込み合いますが第三駐車場なら例年の経験から大丈夫かと思います。
駐車場は第一~第三いずれ無料ですが他には近隣に有料も含めて駐車場はありませんので早めの到着が間違いないと思います。
※尚、駐車場から表参道下までは徒歩10分程度掛かりますので余裕をもってお越しください。
表参道上は神輿や関係者で一般の方は開始時間近くになると通ることが出来なくなります。
住所:〒985-8510 宮城県塩竈市一森山1-1
周辺でランチや食事する場所はある?
食事処は主に本塩釜駅中心にお店があります。
お勧めはなんと言っても港町、マグロの街でもありますのでお寿司です。
塩釜は全国的にもお寿司の街としても有名なところで、市内のいたるところにお寿司屋さんありますので、是非立ち寄って美味しいお寿司をご賞味ください。
周辺に宿泊するホテルなどはある?
塩釜市内に宿泊を希望される方はホテルはグランドパレス塩釜、スマイルホテルがありますが他には大きな宿泊施設はありませんので、松島や仙台に宿泊するようになります。
雨天時の開催は中止?
雨天でも基本延期はありません。
帆手祭の屋台
屋台は本塩釜駅を出て裏参道に向かう近くの沿道に出店されます。
帆手祭に子連れ、赤ちゃん連れで行く際の注意点
特に注意点はありませんが塩竈神社を参拝される方は表参道からは石段となりますのでベビーカー等は使用できませんのでご注意ください。
※本塩釜駅からタクシーをご利用いただくと便利だと思います。
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