昔は売り物にならないので捨てられるか、従業員の賄いになっていたマグロの中落ちですが、いまやマグロの希少部位として人気があります。
赤身やトロだけでなく、処分されていた部位もおいしく食べられることでマグロも無駄なく有効利用できるので一石二鳥ですね。
ところがマグロの中落ちがネギトロとごっちゃになっているケースも時々みられます。
さてマグロの中落ちとは具体的にマグロのどの部位を指すのか知っていますか?
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マグロの中落ちとは?
マグロの中落ちとは、マグロを三枚にさばいたときの真ん中の一枚、骨のついた部分になりますが、この骨についている身をスプーンなどでこそげ落としたものです。
お寿司の軍艦巻きや海苔巻きによく使われるのですが、この時ネギトロと一緒に使われることが多いからか、中落ちとネギトロを同じように思っている人がいます。
ところがこれらは本来別物で、マグロの中落ちが赤身なのに対し、ネギトロは皮の裏についた脂身をそぎ取ったものです。
ちなみに、そぎ取るという意味の”ねぎ取る”という言葉がもとになってネギトロと呼ばれるようになりました。
赤身のうまみが濃いところが中落ちの魅力です。
マグロの中落ち定食!600円(๑˃̵ᴗ˂̵)
— hiroyuki (@3612k) April 12, 2017
骨付きで出てきて驚いた‼︎#マグロ中落ち #江釣子屋 pic.twitter.com/edl4Vlwj7E
マグロの中落ちのカロリーは?
マグロの中落ちは赤身なので、トロなどの部位と比較すると低カロリーです。
例えばクロマグロ(本マグロ)の脂身100gのカロリーは344kcalですが、赤身なら125kcalとかなり低カロリーになります。
これは鶏むね肉なみのカロリーなので、カロリーを気にしている方にも良いですね。
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マグロの中落ちにはどんなアレンジがある?
マグロの中落ちの食べ方としてはネギトロ巻きやネギトロ丼などが一般的ですよね。
でもたまにはちょっと変わった食べ方をしてみようと思ったら、どんなアレンジがあるでしょうか。
ご飯に入れたりのせたりする以外では、サラダに入れる食べ方があります。
サーモンサラダやシーチキンサラダみたいに、野菜とドレッシングであえるだけ。
サラダではありませんが冷ややっこにのせてもおいしく食べられます。
もう一品ほしいという時にいいですね。
その他にはスパゲティにのせたり、つみれにして汁物にしたりするなど。
すりつぶす必要がないので、使いやすい素材ともいえますね。
マグロの中落ちとは?のまとめ
マグロの中落ちとは、マグロの中骨についている赤身をこそぎ落としたものです。
ちなみに中骨とは、正確ではありませんが例えるなら、人間でいうところのあばら骨に相当する骨になりますね。
大雑把に言えば背骨です。
もともとは捨ててしまう部分なので価格が安く、でも味はおいしい部分ということで注目されています。
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