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体を温める方法と栄養素は?お風呂の入り方にも注意!

手を温める
人間の体には体温を一定に保つ機能があるので、外気温が下がっても体幹部の体温は一定に保たれています。

しかし冬の寒さのように長期間にわたる低温や、調整可能な範囲を超える厳しい寒さのなかでは体の冷えに悩まされることになります。

特にもともと体温が低めの方では体内で熱を作り出す力が弱いことが多いので、余計に寒さが体にこたえることになりかねません。

寒さに負けないように、体を温める方法についてご紹介します。

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体を温める方法


体の外側からの温め方としては、大きな血管が体の表面近くにある「首」と、末端の「手」と「足」をよく保温することが大事です。

首、手首、足首にはそれぞれマフラー・ネックウォーマー、手袋・アームウォーマー、そしてレッグウォーマーなどでしっかり防寒します。

たくさん重ね着をしていても、この部分にスキがあると防寒効果が発揮できないのです。

気を付けたいのが温めすぎによって汗をかいてしまうと、気化熱によって熱を奪われるので逆効果になります。

その点、小物で防寒していると着脱による調整がしやすいことも利点です。


体を温める栄養素


何といっても体の中で熱を作り出さないことには始まりません。

食べ物で体を温めるというと、しょうが、にんにく、ねぎ、にら、唐辛子などの温性食品が最近よく紹介されています。

普段の食事の中にうまく組み入れたい食材ですがその前に、根本的に不足している栄養素がある方が多いことも問題です。

大きく分けて2パターンあって、ひとつは外食や弁当が多いためにカロリーは高いけどビタミン・ミネラルが不足しているパターン。

そしてもうひとつはダイエット中の女性に多い、糖質&脂質=エネルギー源の不足です。

五大栄養素と呼ばれる炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルは、どれかひとつ欠けても体がうまく機能しなくなってしまうのです。

これらのバランスをとるようにすることがまず第一で、そのうえで特に体温を上げるために有効な栄養素には、ビタミンでは食べたものをエネルギーに変換するときに必要なビタミンB群、血行促進の働きがあるビタミンEがあります。

亜鉛、マグネシウム、鉄などのミネラルは、不足すると体内の酵素の働きが悪くなって代謝が落ち、体温の維持に悪影響を及ぼします。

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体を温めるお風呂の入り方


運動や入浴などの生活習慣にも体を温めるポイントがあります。

実は現代人の体温低下の最大の原因は筋肉量の低下にあると言われています。

ハードなトレーニングをする必要は全くありませんが、体の中の大きな筋肉である後背筋、大臀筋、大腿筋などを意識して日常の中で動かすようにしたいところです。

三つの筋肉のうち二つが下半身にあることからも、散歩・ウォーキングが有効的な運動になります。


そして体を温めるために有効な手段の入浴ですが、現代人は忙しいためかシャワーですませてしまう方も多いようです。

しかしシャワーでは体の表面しか温まらないので、可能な限り毎日湯船につかりましょう。

体を温めるには熱いお湯よりも38℃~40℃のぬるめのお湯に、ゆったり長湯するのが効果的です。

体の末端まで血液がめぐり、芯まで温かくなって湯冷めもしにくくなります。

10分くらいつかれるといいですね。

時間があれば20分~30分の半身浴なら、心臓に負担がかかりにくくなります。

同じくらいの時間、洗面器などにお湯を入れての足湯も体が温まります。


まとめ


人間の体は芸術的なほど高度にバランスが保たれるような仕組みになっています。

その仕組みが最大限に力を発揮できるように、体の内外両方からサポートしてあげるといいです。


その機能を妨げるものの一つにストレスがあります。

過度なストレスにより体のバランスが崩れると、体温も低下してしまいます。

バランスの取れた食事を食べて、適度な運動をして、ゆっくり入浴した後ぐっすり睡眠をとることができれば、多くの問題が解決しそうです。



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